蒸し器がなくても作れるパテ・ド・カンパーニュ
🍽パテの魅力
パテ・ド・カンパーニュはひき肉をベースにしたフレンチの前菜です。
お肉を使った冷菜なので、オードブルメニューとしてはボリュームもあって、前菜の中でも定番人気ですね。
パテは加熱するときに、焼くのではなく蒸して作ります。
今回はそんなパテを作りますが、我が家には蒸し器がありません。
蒸し器がなくても作れる方法を紹介したいと思います。
🍽パテの構成
今回作るパテのタネになるのは豚のひき肉。
その中に鶏のレバーを使ったファルシ(詰め物)を入れて仕上げます。
タネにレバーを混ぜ込むレシピや、タネの中にピクルスを入れるレシピなど、いろんなレシピがありますが、切ったときにパテの中に仕込んだレバーが見えるので、このレシピは見栄えもよくてお気に入りです。
🍽ファルシの材料
・鶏レバー…1パック
・しょうが…2片
・赤ワイン…1/4カップ
・酢…1/4カップ
・醤油…1/4カップ
・みりん…1/4カップ
・ウスターソース…1/4カップ
・砂糖…大匙3
鶏のレバーは余分な油やすじを切り落とし、よく洗って血を流します。
千切りにしたしょうが、日本酒(分量外)を煮たてて鶏レバーを入れてさっと煮ます。
鶏レバーの色が変わったら冷水にとって、流水で洗います。
鶏レバーと赤ワイン、酢、醤油、みりん、ウスターソース、砂糖を鍋に入れて火にかけます。
強めの中火でぐつぐつ煮込んで、煮汁の量が半分くらいになったら火を止めて、そのまま冷まします。
レバーは今回の詰め物にはすべて使いませんが、作りやすい分量で紹介しました。
このあとパテを作って残った分はそのままレバーの煮つけとして楽しんでいただけます。
さあ、詰め物のレバーを冷ましている間に、付け合わせを作ります。
🥒付け合わせのピクルスづくり
・きゅうり…1本
・塩…小匙2
・しょうが…1片
・酢…1/4カップ
・砂糖…大匙1
・みりん…1/4カップ
付け合わせはきゅうりのピクルスです。
濃厚な味わいでねっとりした食感のお肉のパテに合わせるのには、酸味が利いてパリパリしたピクルスが定番の組み合わせです。
きゅうりを少し食べ応えのある厚みに切り分けます。
切り分けたら塩を振って15分ほど置き、崩れない程度に力を入れて絞って、余計な水分を取ります。
塩、しょうがの千切り、砂糖、酢、みりんと一緒に鍋に入れてから火を点けて、沸騰してきたら火を止めてそのまま冷まします。
煮汁に付けたまま冷まして、冷めたら冷蔵庫に入れておきます。
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