けっこう発明だと思ってるオニオングラタンスープ
🥄冬に美味しいスープ
冬になるとやっぱり温かいスープは美味しいものです。
和食なら豚汁、洋食ならコーンスープ、そしてコンソメスープもいいですね。
コンソメスープは牛肉の旨味と野菜の旨味が調和した、そのバランスが美味しいひと皿ですが、そのコンソメをアレンジした人気メニューがオニオングラタンスープではないでしょうか。
たっぷりの玉ねぎの甘味に、食パンをプラスしてボリュームもあるので、単に前菜としてのスープとしてだけではなく、おかずスープとしてワインのおともにもばっちりです。
そんなオニオングラタンスープですが、トケイヤkitchenのオニオングラタンスープはちょっとした発明だと思ってるレシピです。
🥄材料(1皿分)
玉ねぎ…1個
にんにく…1片
バター(有塩)…15グラム+5グラム
シェリー(なければ白ワイン)…1/4カップ
フォンドボー…500ml
水…適量
こしょう…ひとつまみ
食パン(8枚切)…1枚
粉チーズ…大匙1
スライスチーズ…1枚
黒こしょう…ひとつまみ
乾燥パセリ…ひとつまみ
材料のうち、シェリーはスペイン産の酒精強化ワインです。
今回の料理には辛口の“フィノ-FINO-”を使いますが、もしなければ辛口の白ワインでも大丈夫です。
フォンドボーは市販の缶詰のものや、水でのばして使う小袋のものなどがあればいいのですが、もし手に入らなければ、コンソメキューブや顆粒のコンソメでもOKです。
🥄コンソメスープを作ります
鍋にバター15グラムを入れて火にかけます。
バターが溶けてきたらスライスした玉ねぎを入れて、中火で炒めていきます。
あめ色玉ねぎを作るのですが、よくいう“弱火でひたすら”というのは、家庭ではなかなか大変です。
今回は中火でひたすらかき混ぜながら焼いていきます。
ここが“けっこう発明”のポイント~その1です
中火でも混ぜる手を止めなければ焦げ付くことはないので、しんなりとして茶色くなってくるのを目指します。
玉ねぎが十分色づいたら、にんにくとシェリー酒を入れます。
強火で混ぜながら、水分がなくなるまで煮詰めます。
フォンドボーを入れて、30分ほど煮込みます。
火を止めたら、味を見てこしょうをします。
バター5グラムを入れて溶かしてスープは完成です。
今回は有塩バターを使っているので塩はしていません。
このあとトッピングするトーストにチーズを使いますので、そちらの塩分も加わるため、スープに塩はしなくてもよいと思いますが、もちろんお好みで塩を足してもOKです。
🍞トッピングのポイント
続いて“けっこう発明”のポイント~その2です
オニオングラタンスープはスープを耐熱皿に入れて、パンとたっぷりのチーズを浮かべて焼いて仕上げますが、家庭のオーブントースターでは中に入るお皿のサイズには制約があります。
かといって、焼き上げるためにオーブンを使うのもなかなか大変…。
そこでこんなスタイルで仕上げるようにしてみました。
食パンを縦横三本ずつ切り分けて、16等分にします。
アルミホイルの上に山のように盛り付けて、ちぎったスライスチーズを載せたら粉チーズと黒こしょうをふります。
オーブントースターに入れて、チーズが溶けて食パンの角に焼き色がつくまで焼きます。
アルミホイルに載せるときに、均等に広げて並べるのではなく山積みにして、わざと均一に火を通さず焼きむらを作ることで、食感にアクセントがつくようにします。
🥄あったかスープができました
温めたスープを器によそいます。
その上に焼いたトーストを盛りつけたら出来がりです。
最後に彩りに、乾燥のパセリを振りかけてみました。
寒い日のおもてなしに、あたたかくてワインのおともにも楽しめるこんなひと皿、いかがでしょう。
合わせるなら辛口の白ワインか軽めの赤ワインがおすすめです。
すてきなおもてなしになりますように。
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