なすび記念日には茄子を食べよう。
きょうは何の日。Twitterをするようになって、ネタ探しの意味もあるのですが、その日が“〇〇の日”なのかを、わりと気にするようになりました。
そうすると1年365日、なにかしらの記念日になっていて、へえ~と思います。由来は誕生の日付であったり、語呂合わせであったり、さまざまで、それを知るのも面白いなと思っています。
🍆4月17日はなすび記念日
そんな中、きょうは料理好きなら見逃せない日。
そう、なすび記念日です。
なすは煮てよし、焼いてよし、揚げてよし、漬けてよし、いろんな調理法で楽しめる万能野菜。けっこうボリュームも出せて、食べ応えもある、脇役の王様のひとつではないでしょうか。
今回はそんななすレシピを集めてみました。
🍆なすのスパイシー唐揚げ
以前、街中華で食べて以来、けっこうはまってるひと品です。
粉をまぶしてから揚げにした茄子を、とうがらしと花山椒のいわゆるマーラー風味に味付けした、ビールにばっちりのおつまみです。
なすは皮をむいて乱切りにします。
🍆材料(1人分)
・なす…1本
・片栗粉…大さじ2.
・ねぎ…1/8本
・鷹の爪…1本
・刻みしょうが…小さじ1
・刻みにんにく…小さじ1
・塩…ひとつまみ
・花山椒…適量
鷹の爪と香味野菜は細かくカット。
茄子にしっかりと片栗粉をまぶします。
余分な粉をおとして、高温の油で揚げます。
衣がかりっとなって、すこし色づいたら油を切っておきます。
さあ、ここから味付け。
香味野菜をから煎りします。
あとは茄子にからめるだけ。茄子の油分があるので、香味野菜は油を入れずに煎るのがポイント。
仕上げはたっぷりの花山椒。爽やかな香りがたまりません。
からっと揚がった茄子は揚げ物ですがサクサクとした軽さがあって、無限に食べられそう。ピリ辛仕立てなのでビールにもよく合います。
🍆茄子レシピいろいろ
なすは揚げるだけでなく、とにかくいろんな料理で楽しめる万能野菜。こんなレシピもぜひ試してみてください。
1.茄子ときゅうりの梅昆布和え
なすにパリパリした食感のきゅうりを加えて、爽やかな梅風味に。お箸が止まらなくなる無限系小鉢です。
2.なすフライ
油と相性のいいなすはフライにしても抜群です。
3.簡単焼きなす
焼き茄子もオーブントースターを使えばお手軽に。めんつゆに漬けてしっかり冷やすのがおすすめです。
4.にしん茄子
懐かしい故郷の定番おばんざい。なすは煮汁をたっぷり吸ってとろとろになるのがいいですね。にしんがなければ、油揚げと炊き合わせても美味しいです。
5.なすのマリネ
素揚げにしたなすを甘酢味で漬け込んだおつまみメニュー。油のコクが甘酢に染みだして、満足度たっぷりの小鉢です。
🍆“なす”と“なすび”
ところで“なす”と“なすび”の名称の違いって、なんなんでしょう。
どちらも通じるし、実際使うこともあるのですが、最近、“なすび”と呼ぶことがあまりない気がしています。でも記念日の名前は“なすび記念日”…なんだか気になりますね。
というわけで、なすとなすびの呼び名についてちょっと調べてみました。
もともと都のあった関西に伝わったときの呼び名が“なすび”で、江戸時代になってから“なす”と呼ばれるようになったとのこと。なのでいまでも関東は“なす”が主流のようです。
なるほど、もしかしたら故郷を離れてから、“なす”と呼ぶのに自分がなれてしまったのかもしれません。
こんど帰省したときに、地元で訊いてみようと思います。