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大学生×伝統野菜 岐阜県の飛騨美濃伝統野菜『あじめコショウ』の収穫!

 東海学院大学管理栄養学科の学生有志が集う伝統野菜プロジェクトチームの学生です!岐阜県中津川市「あじめコショウ」生産者様を訪問し、いろいろと学ばせていただくことになりました。

あじめコショウを収穫しながら、お話をお伺いしました!

飛騨・美濃伝統野菜って?

 岐阜県によれば、飛騨・美濃伝統野菜とは、岐阜県で古くから栽培されている特色のある野菜・果物等のうち、①岐阜県県で主に栽培されていること
②本県の気候風土により特性がみられること、③古く(昭和20年以前)から栽培され、地域に定着していることの要件を満たす品目・品種を岐阜県が「飛騨・美濃伝統野菜」として認証しているそうです。

飛騨・美濃伝統野菜「あじめコショウ」はコショウじゃない? ドジョウに似てる?

 昔から岐阜県中津川市で栽培されていた「あじめコショウ」。中津川市(旧福岡地区)で、7月~11月に収穫されています。
 実はコショウではなく地方特有の在来品種の唐辛子。市内の不知川に生息している絶滅危惧種のアジメドジョウに似ていることからその名前が付いたのだとか・・・。たしかに普通の唐辛子より細長く、3~5倍の辛さがあるそうです。

食べてみた!!確かにすごい辛さ!!
緑と赤のあじめコショウは味わいがちがいます!

飛騨・美濃伝統野菜を残し伝えていきたい

 生産者の方にお話をお伺いしたところ、あじめコショウを家庭用に栽培している高齢者の方はいても、出荷するほどのあじめコショウを生産している農家の方はとても少なくなっているそうです。岐阜県内でもこの地区に来なければ購入することができないほどわずかな生産量で栽培されていることを知りました。
 今後高齢化過疎化が進めば、あじめコショウを生産する農家も減少してしまいます。伝統野菜の価値や歴史を私たち大学生が伝えていきたいと思いました。


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