映画「ジャック・リーチャー(Never Go Back)」を見た感想(トム・クルーズ主演)
どうも皆さん
毎度お馴染みの映画感想文のお時間です。
数日前に「アウトロー」という映画を見ました。
今回見た「ジャック・リーチャー(Never Go Back)」は、上記の「アウトロー」の続編?のような作品のようです。
ただ、話は繋がってないですし、前作で出てきた主要キャラも誰も出てこないので、別物の映画として見て良い作品でした。
ということで、感想を述べていきましょう。
これ以降は一部ネタバレも含まれますので注意してください。
ざっくりとしたあらすじとしては、まずジャック・リーチャー(トム・クルーズ)という元軍人がいまして、この男は正義執行人として、数々の悪事を暴いてきた伝説的な過去を持っている……という設定です。
そして、引退後もずっと悪人を秘密裏に片付けていく趣味を持っているようで、冒頭も悪徳警官を捕まえるのに一役買うシーンが描かれています。
ちなみに、ジャック・リーチャーは定住地を持たないフーテンの寅さんのアメリカ版みたいな男です。
その後、ジャック・リーチャーことトム・クルーズが、かつて自分も所属していた陸軍内部調査部のターナー少佐(本作のヒロインで女優さんはコビー・スマルダーズ)と電話で話すことになり、そこで良い感じになります。
後日、下心見え見えの状態でターナー少佐に会いに行ったトム・クルーズ…
あっ、また発音間違えてました。言い直します。
下心見え見えの「タムクゥーズ」は、彼女が身に覚えのない国家反逆罪で逮捕されたことを知ります。
そこでリーチャー(タム)は、ターナーを何とか助けようと動き回り、挙句の果てには脱獄させ、政府の陰謀の裏に隠された真実を暴こうと、いろいろなやつをボッコボコにしていきます。
そういう物語です。
なお、途中でリーチャーの娘かもしれないというよくわからない小娘が出てきて、この子がちょいアホなのでいろいろとトラブルが多発します。
ストーリー的に「この子いるか?いなくてもよくないか?」と思いますが、たぶん監督としてもジャック・リーチャーとターナー少佐だけだと賢すぎるし強すぎるので、あっという間に事件が片付くと思ったのでしょう。
ストーリー的にもアホがいないとトラブルが起きないので、その要員として必要だったのかもしれないです。
しかし、ストーリーの中で何度も「この子いらんよなぁ」「邪魔だなぁ」と思ってしまうシーンが何度もあるので、映画全体を面白いとは感じられなかったです。
この子がいるせいで、映画の世界観が崩れちゃってる感があります。
最後も結局「あなたの娘じゃないよ」という話になって、マジで何のために出てきたんだという感じです。
そもそもタムさんと顔が全く似てないので、娘かもしれないという可能性すら感じず、性格的に感情移入もできず、主演ヒロインを張れるほどの女優でもないので作品内での位置づけもよくわからず、存在として終始フワフワしてました。
何か大人の事情があって無理矢理配役されたのかなとしか思えなかったです。
この子なしで、ヒロインのコビー・スマルダーズを中心に描いた方が10倍カッコいい作品になったのではないかと思います。
コビーさんはかなりカッコいい女優さんで、身長175cmもあってマジで映えます!
この軍服姿を見てください。
ね?(言葉は不要)
Wikipediaで調べてみたら、こんなことが書いてありました。
10代で9頭身はもうカッコよすぎるでしょうが。
しかも、体もかなり鍛えていることがわかりますし、普通に走れます。
よくある女優走りじゃなくて、ガチ走者みたいな走りを見せてくれます。
とても良いです。
チャーリーズ・エンジェルをこの人で描き直すべきだと思うくらいにカッコいいです。
ちなみに、アベンジャーズにもでてたらしいです。
ということで、総じて「惜しい映画」でした。
主役級の役者は揃っているのに脚本がダメな感じです。
リスニングのために見ている映画なので、ストーリーが多少ダメでも別に良いのですが、10分に1回くらいのペースで「惜しい」と思ってしまったのでつい書いてしまいました。
なお、リスニング用映画としてもちょい微妙です。
アクションが中心の映画なので、セリフよりアクションが多いです。
ただ、英語はとても聞き取りやすい英語だったので、アメリカ又はカナダの発音だと思われます。
その点はとても良かったです。