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映画「アイアンマン」を見た感想(ロバート・ダウニー・Jr主演)

皆さんアイアンマンって知ってますか?
鉄人28号ではない方です。

これです。



洋題だとIRON MANのようなので、アイロンマンですね。
邦題ではアイアンマンとなっております。

今更ですけども、この映画を見たので感想を述べていこうと思います。

ネタバレ含まれますのでご注意を。




アイアンマンを見た感想



まず、主演はロバート・ダウニー・ジュニアという俳優さんで、私の中ではシャーロック・ホームズのイメージが強いです。


このシャーロック・ホームズはとても面白かったです。


さて、この柔軟剤のような名前の俳優さんですが、私は結構好きなタイプで、成功者なのに大きめの闇を抱えている人です。

というのも、ダウニーさんは子供の頃から子役として活躍していて、大人になってからも数々の有名映画に主演又は主演級の役で出続けている成功者なのに、実は薬物中毒者で、何度も逮捕された経歴を持っています。
どうやら父親から与えられた薬物を8歳くらいから常用していたようで、とんでもない家庭環境で育っています。
それゆえに大人になっても薬物依存症が治らず、何度も何度も逮捕されるという結果になっています。

そこから無事に立ち直ったかどうかは本人にしかわかりませんが、そういう生い立ちだからこそ、私には刺さる演技になっています。
明らかに役者本人が変な人だなというのが演技から伝わってくるので、映画の中のキャラクターとのマッチ度がめちゃくちゃ高いのです。

私の中で最高のはまり役だなと思ったのが上記のシャーロック・ホームズでしたが、今回のアイアンマンもなかなかぶっ飛んでいて良いです。


さて、アイアンマンという物語の主役は、トニー・スターク(ダウニーが演じている)という天才エンジニアです。
彼はスターク・インダストリーズという軍事用兵器を作る社長でもあります。

この社長であるトニーが、アフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加した後、テロ組織に拉致られるところからストーリーが始まります。
なかなか斬新な始まり方です。

そして、その拉致の最中に胸に深い傷を負ってしまったトニーは、テロ組織のアジトで同じく捕虜にされていた医者?のような人に心臓の手術を施されます。
そこで車のバッテリーと繋がった状態じゃないとすぐに死んでしまうというかなりヘンテコな体に魔改造されます。

その後彼は、当該テロ組織のために最強兵器の開発をするように強制されて、一緒に捕虜にされていた医者と共に何かを開発し始めます。
それが、圧倒的な破壊力とパワーを発揮できる戦闘用パワードスーツです。

トニーはこれを身につけることでテロ組織のアジトから無事に脱出するわけですが、その際に、そのテロ組織が使っている兵器(ミサイルなど)を見て「自分の会社の兵器がテロ組織に使用されている」ということを知ります。
トニーはそのことに強くショックを受けて、兵器の開発・販売を二度としないとメディアで発表します。

しかし、会社の役員会はそのことに賛同しませんし、何なら裏でテロ組織と繋がっていて……という話です。

最終的には、トニー自身が自宅で戦闘用パワードスーツをバリバリに改良して、正義のヒーロー「アイアンマン」が出来上がって、そのアイアンマンが敵をボッコボコにするという話です。

アメリカらしい大雑把かつ豪快な映画です。

ダウニーの演技が良いので、多少雑な場面があっても気にならないです。
かなり面白い方だと思います。


あと、ヒロイン役の女性が良かったです。

グウィネス・パルトローという女優さんのようです。
この人もだいぶヤバい私生活があるみたいで、詳しくはWikipediaをご参照ください。


作中で「この女優さんどっかで見たことがあるな」と思っていたのですが、映画「セブン」の奥さん役で出ているようでした。


このセブンがまた恐ろしい映画で救いがないので見ること自体はオススメしませんが、私は好きな映画です。



ということでほぼ俳優さんたちの話で終わりましたが、総じてアイアンマンは良い俳優さんが揃っている映画だなと思いました。
ストーリーの展開は大雑把でスピーディですが、それが飽きさせない工夫にもなっていて、見やすいです。
元々ヒーロー物なので子供向けに作られていると思いますが、大人も楽しめると思います。

私は今回英語のリスニング目的で見たので、若干セリフの少なさが気になりましたが、ストーリーが全体的にスムーズで面白かったので良しです。



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