Google検索と、生成AIに聞くことの違いって何だろう?
はじめに:ワッフルから抱いた疑問
コーヒーチェーン店『カフェ・ベローチェ』の前を通りかかった時。
店頭に飾ってあった広告から、イートイン限定で提供しているメニューにベルギーワッフルがあると知りました。
美味しそうだな食べたいな、と思った直後。
「いやワッフルなら普段スタバでしょっちゅう食べてるな」と連想したところで、スターバックスのメニューのワッフルはアメリカンワッフルだったと思い出しました。
ん?
ベルギーワッフルとアメリカンワッフルの違いって何?
見た目もほとんどおんなじだけど、何をもって区別するんだ??
そういえば考えたこともなかったな、と思い至ったのでした。
疑問をそのままにした理由
気になったタイミングで、Googleなどの検索エンジンで調べれば解決していたと思います。
でもまだ調べていません。
調べないままこの記事を書いています。
理由は、ワッフルに関する前述の疑問を抱いたのが、以下の記事を書いていたタイミングだったから。
敬語の違いについて、上記の記事では検索エンジンで調べて得た内容を結論としています。
でも正直、書きながら思っていたんです。
Google検索で得る知識と、生成AIに質問して得られた回答から得る知識。
そこの違いって何だろうな、と。
生成AIよりも検索エンジンを参照するメリット。少し考えて思い浮かんだのは、
といった点でした。
生成AIから導き出される回答が、十全な精確さを誇るようになれば、また変わってくるかもしれませんが…。
今はまだ、複数の情報発信元を参照した上で確認できる検索エンジンの方が信頼できるかな。
なので当面は、検索エンジンを選ぶと思います。
ワッフルの違いも、そのうち調べてみたいものです。
念頭に置いておきたいこと
一方で、検索エンジンを便利に使うにあたって、忘れたくないこともあります。
数年前に旧Twitterで見かけた、こちらの投稿です。
投稿日時が2021年なので、この時から2年半以上が経ちました。
こちらの方が書いている「食糧危機 ヤバイ」の検索結果、2024年4月現在はGoogleもDuckDuckGoも遜色なく、同じような結果が並びます。
しかし2021年8月当時は凄かった。
興味本位でそれぞれの検索エンジンを使って調べてみた時の驚きを、今も覚えています。
DuckDuckGoの検索結果は今とほぼ変わらない、公的なサイトから個人ブログまで、様々なサイトへのリンクが並ぶものでした。
でも、Google検索結果の上位は…。
「食糧危機」と「ヤバイ」の二つの言葉がタイトルに使われた、とある本の話題しかなかった。
Amazonの購入ページを筆頭に、ひたすら同じ本の宣伝リンクで埋まっていたわけです。
(今はそういった現象が見られないことを思うと、何かの大きな力が働いていたのかもしれませんが)
今にして思えば、この経験(トラウマと呼んでもいい)が「複数の情報発信元を参照した上で確認したい」という欲求の根源になっているのかも。
検索エンジンを使って自発的に情報を取りに行く経験は蔑ろにしたくないけど、そもそもその「検索エンジン」自体が色眼鏡になるようなら本末転倒。
そこは意識しておきたいものです。
おわりに:開化丼から抱いた疑問
最近よく行くお蕎麦屋さんがあります。
今まではお蕎麦ばっかり注文していたんですが、丼物のメニューも充実していることを知ってからは、ひとつひとつ試しているところです。
で、そこの丼物メニューに開化丼なるものがあり。
初めて目にするメニュー名ではあったものの、横に添えられた説明から「親子丼の鶏肉が豚肉に変わったようなもの」と理解できたので、注文しておいしくいただきました。
なんで開化丼って呼ぶんだろう?
の疑問は、ワッフルと同じく今はまだ神秘のままにしています。
いずれ調べてみたいな、と思うにとどめつつ。
こんなふうに書いて広げられるような、日常におけるちょっとした疑問も、拾い集めて大事にしたいものです。