平日の昼間の話
今日も今日とてひとり自由時間。
家事が終わった後にソファに座ってしまうと、
そのまま廃人になり動けなくなる。
そんな日があってもいいが、今日は出かけたい。
そんなわけで、一通りの家事を済ませると私は家をでた。
だがしかし、なぜだか今日は行きたい場所が思い浮かばない。
まだ体力気力が戻っていないのだろうか。
欲がわかないのである。
そして今日はかなり暑い。
県から高温アラートも出ているくらいだ。
そんな日はショッピングモールで涼しくウィンドウショッピングなんて
よさそうだが、残念ながらその気にならない。
それでもどこか出かけたかった私は、
とりあえず市立図書館へ向かった。
あ~涼しい。
今日は前述したとおり、欲がわかないので読みたい本もなく、
仕方がないので、少し前に読みたいと思っていた本を数冊ピックアップし
席に座って本を開いた。
図書館は、涼しくて静かで落ち着いていて心地よくて・・・・
結局、
本を開いたとたん秒で睡魔に襲われた・・・・。
意識を取り戻して読んでまた気づかぬうちに寝てまた起きてをなんどか繰り返しているうちに
10代の頃授業中、いつも睡魔と戦っていたのを思い出した。
なんど気を奮い起こして先生の話を聞こうとしても、
ノートを取ろうとしてもいつの間にか寝てしまっていたあの頃。
懐かしいが、別に戻りたいとは思わないあの頃。
今日はあの頃のように、読もうとしても読もうとしても結局寝て
しまうので、今日は読む日じゃないんだなと結論づけて帰ることにした。
大人なのだ。すべての行動は自分次第で変更自由だ。
そんなこんなで自宅へ戻り、エアコンのきいた部屋でひと眠り。
ん~最高。
なんとありがたいことか。