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なんとか完走♪

還暦に手が届く歳になって筋トレにハマった、還暦トレーニーの自分は、米軍横田基地の中で開催されるハーフマラソンに参加してきた。というコトで、今日のnoteにはこのコトを書いてみたい。

1月19日の日曜日。昨年はあいにくの雨だったが、雲間から陽射しが届く、風が穏やかな朝だ。駅前で仲間と合流し、会場へ!パスポートを提示して基地内に入場したら、最初に向かうのは参加賞を引き換える為のテントだ。

レースの参加賞はド派手なスウェットシャツなのだが、今年は鮮やかなブルー。バックプリントはサムネイルの写真を見て欲しい。日米親善をイメージさせる模様は毎年変わり、楽しみなのだ。

エントリーしていた仲間の数名が、それぞれの理由で現地に来ることができなかったが、それでもなお、スタート時間は迫ってくるのだ。シートと簡易テントを張って、ウェアに着替えて、アップを始める。還暦トレーニーの自分は、痛めた膝と、両足首を入念にストレッチし、股関節を伸ばしていく。

スタート地点は、自己申告の完走タイムごとに区切られていて、還暦トレーニーの自分はだいぶ後ろの区域からのスタートになっていたのだが、完走が目的の還暦トレーニーとしてはどこからスタートしたとしても全く問題ない。スタートラインまでは緩慢に歩くでもなく、走るでもなく、そろりそろりと進むのだが、スタートラインを越えてイヨイヨ走り始める。

滑走路の脇を含め、広大な空軍基地の敷地を走るのは、爽快だ。周りの建物が途切れる区間では多少の風を感じるが、その風が心地よく感じられるようなコンディション。折り返してからは、暑さを感じて耳当てやネックウォーマーは外してしまう。

残り5kmは、年始(1月5日)のロードワークで傷めた左膝に違和感を覚えるが、立ち止まることなく、ノロノロと、のたうち回るように走り続け、残り1kmはとにかく「出し切る」ために懸命に腕を振る。昨年に2度の手術を受けた左肩腱板の疼きはもう知らない。とにかく、脚を前に出すために腕を振り続けるのだ。

最後のコーナーを曲がると白いゴールのゲートが遠くに見える。肘を後ろに強く引くように腕を振り、前に進もうとするが、もう息が肺に入るのを拒もうとして、キューキューと胸が鳴る。それでもかまわず、腕を懸命に振って、前のめりにカラダを傾けて、出し切るコトだけを考えてゴールに飛び込んだのだ。

ゴールで待っていてくれるのはバナナ。めっちゃくっちゃに美味い!

というコトで、何とか完走し、仲間と合流して打ち上げで浴びるようにビールを飲んだ、還暦トレーニーなのだ。コレからしばらくはポンコツです…




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