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組織の全ては、メンバーの集中力を高めるために

メンバーのパフォーマンスが上がれば、
組織のパフォーマンスが上がります。

では、どのようにすれば
メンバーのパフォーマンスが高まるか?

それは、メンバーの集中力を高めることです。

人の能力や投下できる時間に大きな差はありません。

集中力こそが、パフォーマンスを左右します。

メンバーが集中できる環境を作るために、
組織に必要な構造はなんでしょう?

今回は、メンバーが集中できる環境を作るための5つの組織構造について書き留めておきます。


①ルール

まず、パフォーマンスを上げるための土台となるルールが明確である必要があります。

仕事も、勉強も、スポーツも、ルールがあるからこそ、集中して取り組むことができます。

ルールが曖昧の場合、
・私がやろうとしているこの行動は正しいのか?
・あの人のやっていることは正しいのか?
と迷いや疑念が生じて、集中できない環境となります。

②組織図

・情報をどのように組織内に流通させるのか?
・迷った時、誰の判断を仰ぐのか?
・自分は誰から評価を獲得すべき存在なのか?

組織図は、このようなメンバーの迷いや疑念を取り除き、メンバーの集中力を高めることに役立ちます。

③役割

組織図が明らかになった後、
組織における『役割』が明確になることによって、メンバーは集中できる環境が作られます。

④基準

「役割」が決まった後、基準を設けて、役割の達成度合いに関する認識のズレを組織内でなくすことで、メンバーはゴールのイメージを鮮明に描くことができ、より集中できる環境となります。

⑤フィードバック

そして、「役割」に対する「基準」が明確になった後、その基準に対する達成度合いが、定期的にフィードバックされ、フィードバックに基づく修正が適宜なされることで、自らがやるべきことに、より集中できる環境が構築されます。

組織とは分業と調整のメカニズム

組織とは、二人以上の人が目的や理由を持って集まって出来上がります。

目的を果たすために、メンバーが分業し、分業の結果を調整し、一つの大きな成果に繋げていくことが、組織が存在する理由です。

そのためには、メンバー一人一人が、組織の大きな成果の創出に向けて、今、この瞬間何をすべきか、理解した上で、集中して取り組むことが求められます。

「今、この瞬間、集中できているか?」

組織の全ては、メンバーの集中力を高めるためにある。

そんなことを書き留めておきます。

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