【雑記】転売ヤーというイビツな欲望の”成れ果て”
嗚呼…イルミューイ…イルミューイ…ど、度し難過ぎる…
TVアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』第7話「欲望の揺籃」。原作を知る皆様が「地獄の始まり」と告げてくれていたことを後から知りましたが、昨今一日の水分摂取量を増やそうとしていることもあり、何も知らず水を飲みながら観てしまった長谷川誠です(水モドキ感染に怯えてキョドる)
嗚呼、ホント、もう…つくしさん(原作者)…。何て、何てことを…。ネタバレを避けるため詳しくは書きませんが、イルミューイの”願い”が「嗚呼、やっぱりそうだよなぁ…」と判明した時、声優さんの熱演もあり、たまらず嗚咽。
続けて録画してあった8話も観ましたが…マアアさんのお尻ぐらいグロテスクだが、どこか深い哀しみを感じる地獄。これは本当に万人にはお勧めできません。アニメをあまり観ない人に気軽な感じでお勧めしたら、正気を疑われる可能性が…人を選びすぎる(笑)
ネットを賑わせた「ワズキャンのお子様ランチ」という、ワズキャンの声優さんがワンピースのサンジだから…というパワーワードを発明した人の才能に嫉妬しつつ大爆笑もしましたが…。まぁ、とりあえず、アビスのゲーム版も気にしつつ視聴を続けます。
はい。それはさておき、本題です。
先日、黒山の人だかりをかき分け、やっとのことで記念に獲得いたしました”夏の甲子園☆仙台育英高校優勝の号外新聞”。
その号外が当日のうちに大量にメルカリに出品されていたと知り、まさに「何とも言えないわびしい気持ちになったことがあるかい?」(電気グルーヴ1996年のアルバム『ORANGE』収録曲)の表情を浮かべる長谷川誠です。
何て言うんでしょうか。”わびしい”というよりは、”裏切られた”といった方が正確でしょうか。
転売ヤー不要論については、どなたか専門の方がしっかりと論じて下さっているので割愛しますが、東北勢初の甲子園優勝(仙台育英)に共に盛り上がっているから号外を欲しているんだろうなぁと、あの場にいた皆さんにやんわり感じていた”連帯感”をガッツリと裏切られたような気持ちですね。ええ。
昨今、こういった状況がデフォルトなんでしょうねぇ…。行列や人だかりの何割かは熱烈なファンではなく転売ヤー。
先日のコミケでも転売云々が話題になっておりましたが、コミケは熱量の高い”勇者達”が集まる場だけに散々攻撃されてましたもんねぇ転売ヤー。転売ヤーありき、性悪説が大前提の殺伐としたビジネスモデルになっていくんですかねぇ、これからは…。
しかし、新聞の号外。フリマ価格は3,000円~らしいのですが…。
優勝の瞬間から一生懸命に号外を待ち(配られるまで1時間強ほど)、あの人だかりの波をかき分けてかき分け。出品、落札者とのやり取り、発送を完了して3,000円…。どう考えても最低賃金レベルのような気がしますけどねぇ…。そのレベルならパチンコ屋でも行った方が稼げる可能性が高い気も…(笑)
一体、どんな欲望を抱き、どんな熱量で、わざわざ新聞の号外という商材を手にしようと思ったのか、正直おじさんにはわかりません。
冒頭枕で書きました『メイドインアビス』。アビスという大穴「第六層の”呪い”」、もしくは現在の放送中のアニメでは別の方法で至っておりますが、人が人ならざる者に変貌してしまう「成れ果て」という者たちが登場します。
その外見は
転売ヤー達に、そのイビツな欲の形が反映され、人ならざる者に”成れ果て”てしまうよう、ココロからの願いを込めてアビスの呪いを念じて送る夜。できることなら、成れ果て村のように限定されたエリアから出られないように閉じ込められてしまいますように…。
みんなの色々な物事に対する”想い”や”熱量”が、グッズ等の購入に繋がるわけです。そんな”想い”や”熱量”の邪魔をするだけでなく、中間マージンをかすめ取ろうなんてことは、物流・卸売業・適正な購入代行業等でもない限り、正当化できる言葉はナッシング。届け!アビスの呪い!(笑)
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