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2024/9/22 製菓報告.【芋栗南京の季節】

実は、9月の初旬
生涯初のコロナウイルスに感染し
二日間、高熱にヤラレた後も
倦怠感や喉の痛みなど
後遺症が微妙に残っていて、
体温調整や食欲も本調子に戻ったのが
つい最近の話。
(その間もスコーンは作り続けていたけど)

で、ようやく何か秋のスイーツを
作りたいなという気分になり、
最初はモンブランかなと思ったけど
結構な手間がかかるので
かぼちゃで何か出来ないかと思い
今回も私の駆け込み寺
YouTubeのえもじょわチャンネルを
検索してみたら、やっぱりあった。

かぼちゃバスクチーズケーキ。
しかも、奥さんが
こないだスーパーで購入した
“ほめられかぼちゃ”が冷蔵庫に入っていた。
糖度も水分も豊富なこの南瓜で
バスクチーズケーキを作ったら…
もう勝ち筋は完全に見えていた

が、南瓜の下ごしらえが
思ったよりも時間がかかることを
やってみて思い知らされる。
レンチンした南瓜を小さくカットし
蒸籠で15分ほど蒸して
皮を剥いたら裏ごし。
手際の悪さもあったので、
多分1時間以上かかった。
下ごしらえが終わる頃、
もう奥さんの就寝時間だった。

それでもケーキを作る工程は
これまで作ってきた
バスクチーズケーキと何ら変わらず。
丁寧に材料を混ぜて焼く。
しかも、ここ最近のスコーン作りで
オーブンレンジの癖を完全に掌握したので
焼き加減が完璧と言えるほどバッチリ。

少しオレンジがかった、黄金色に輝く断面も美しい。

味はもう抜群に美味い。
ほめられかぼちゃのポテンシャルもあるけど、
火の入れ方がとにかく上手く行った。
断面も焦げ過ぎず、中は程よい半生感。
外側の方は火が通って少し固めなので
内側のしっとりした部分との
コントラストも食べていて楽しい。

私は栗、さつまいも、南瓜が大好きだ。
天ぷらの盛り合わせに
さつまいもや南瓜が含まれていたら
それはデザートという認識なので、
天つゆも付けずに
最後にゆっくりと味わう。
あの天性の甘みに塩気など要らない。
天丼のたれならともかく、
さつまいもや南瓜に
天つゆをかけるのは
天に唾を吐きかけるのに等しい行為だ(そこまで言わんでも

しかも、
北海道という土地柄もあるのか
この時期の南瓜が異様に安い(気がする)。
ほめられかぼちゃ1/4カット
約600gが300円弱で買える。
あんな美味しい南瓜がこの値段で。
いや、ぶっちゃけ
ただ蒸すだけでも全然甘くて美味いし。

という訳で、先ほどまた
南瓜を買ってきてしまった。
旬が過ぎるまでは
エンドレスリピート購入しそう。
ほめられかぼちゃを
延々と褒め称えたいと思う。

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