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家で飲むカフェラテを2,000円足らずでワンランク上げる。

先日、仕事の絡みで
地元のコーヒーイベントの
出店手伝いに行った時のこと。

ハンドドリップコーヒーだけだと
ラインナップが弱いと思ったので、
それに温めたミルクをもこもこに泡立てた
カフェラテを出そうと提案し、
言い出した張本人が
フォームミルクを作る係になった。

今まで家でカフェオレないし
カフェラテを飲む場合は
カップに牛乳を入れて
それを電子レンジで温めて
ミルクフォーマー(泡立て器)で
ブイーンと適当にかき混ぜたら
あとはコーヒー注いで出来上がり…
という感じで作っていたが、
イベント出店前の2週間で少し勉強した結果
『お店で売ってるレベルとは言い難いけど
 家で飲む分には充分だよね』
位のレベルまで
引き上げることができた。
(そのレベルでイベント販売したが…)

少しの出費と手間で
ただ牛乳を注ぐだけのカフェラテよりは
ワンランクアップした仕上がりになるので
今回はその方法をお伝えしたい。

*今回は便宜上統一して
"カフェラテ"としているけど厳密には
カフェラテ・カフェオレ・カプチーノが
別物だということは弁えているのでご勘弁を。
イベントでは"カフェオレ"として販売した。

まず、Amazonでこれだけ買って

とりあえず今回つくるカフェラテで
必要なミルクフォーマーは
ハリオのクリーマー・キュートがお勧め。

ミルクフォーマーと
耐熱ガラスピッチャーがセットになっていて
これだけ買えば揃う。しかも思いのほか安い。
なんとなく色味とフォルムで
チープに見えてしまうけれど
性能は素晴らしいのでぜひ買ってみてほしい。

フォームミルク作りの3ステップ

ミルクフォーマーと
泡立てる牛乳を用意したら
いよいよ作っていく。

①ミルクをピッチャーに入れて電子レンジで温める

ピッチャーの線まで入れて
約100mlらしいけど、
もこもこにすると体積が増えるので
個人的には70ml位で充分と思う。
(ただ、牛乳が多い方がやりやすい)

そして電子レンジで
だいたい50〜60℃まで温める。
これくらい少量の牛乳だと
50℃設定でも結構アツアツになるので注意。

ちなみに65℃以上になると
牛乳に含まれるタンパク質が変性するとかで
風味が損なわれるらしいので、温めすぎも注意。

②ミルクフォーマーで泡立てる

準備が整ったらいよいよ泡立て。
スイッチを入れたらまずは
水面に対して垂直にミルクフォーマーを入れ
10秒ぐらい勢いよく泡立てる。
この時、ミルクフォーマーの回転に対して
ピッチャーを逆回転方向に軽く回す

より撹拌されて良いらしい。

ここでまず牛乳の体積を増やす。
10秒しか混ぜてないのに
最初の量の2倍くらいまで増えるので、
それだけでテンションがちょっと上がる。

そして、量が増えたら今度は
水面に対して斜め方向にミルクフォーマーを入れ
30〜60秒ぐらい静かに泡立てる。
なるべく波を立てないように
牛乳の海の中にフォーマーを沈め
そーっと泡立てる感じ。

ここで泡をきめ細かく整えていき
より強固なもこもこ泡を作っていく。
付属品の蓋を閉めてやると
この斜め方向での泡立てがやりづらいので
個人的には蓋なしを推奨。
でも、上手い具合にやらないと
牛乳が飛び散る可能性もあるので、
不器用な方は蓋を閉めて
説明書通りにやる方が良いかも。

③コーヒーに注いで出来上がり

なんとなく泡が整ったなと思ったら
ミルクフォーマーを取り出して
泡立った牛乳を軽く揺すってコーヒーに注ぐ。

初めの方は泡にならなかった
牛乳の液体部分が先に流れてきて、
後から遅れてもこもこ泡の部分が
のっそりゆっくりとピッチャーから這い出て
コーヒーの表面に重なっていく。
そこでまたテンションがちょっと上がる。

そして、落ち切らなかった泡が
ピッチャーの側面に結構残るので、
残さずスプーン等でかき出す。
人様の都合で
牛に何のことわりも無く
ガチャガチャと泡立てたのだから、
ちゃんと残さず飲み干すのが筋です。

こんな感じで泡立ちます

泡立て前。これで70ml。夜中に撮影したので暗い。


泡立て後。泡が荒ぶっているので分かりづらいけど体積は2倍に。


コーヒーに注いだ図。もこもこ泡は結構持続する。

ちなみに、この画像のために
用意したコーヒーはドリップでなく
インスタントのもの。
夜中に豆挽いてドリッパー用意して…
というのが面倒くさかった。

でも、インスタントコーヒーでも
この泡立てたミルクを重ねると
何だかいつもより美味しく感じる。
もこもこ泡がクリーミーな口当たりと
マイルドな味わいに仕立てるからか。

そんなに難しくなく、それでいて
もっこもこな泡が出来上がるので
家でコーヒーを嗜む人は
1台持っていて損は無いと思う。

ちなみに、この泡立てを極めると
ラテアートも出来るけれど、
私にそこまでの技量は備わってないので
興味がある方はぜひネットで検索を。

いつかスチーマー付きの
エスプレッソマシンを購入したいけど
あいにくそんなお金は無いので、
暫くの間はミルクフォーマーと
戯れることになりそうです。

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