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スコおじのスコーン記録15「期待に膨らむ胸、期待通りに膨らまないスコーン」

◎作成日・レシピ

作成日:2024/8/17(土曜)11:20
レシピ:薄力粉120g/強力粉80g/BP10g
    牛乳75g/全卵35g
    無塩バター50g/きび砂糖25g/塩2g

    余熱200℃→200℃ 14分(下段)
    →180℃ 6分(下段)
    →180℃ 2分(上段)


◎感想・考察

お久し振りです、
スコおじです(挨拶

2ヶ月の沈黙を破り、
久し振りにスコーンを焼いた。
札幌はここ最近
幾らか夏の酷暑も和らぎ
夜は過ごし易い気温になった為
そろそろ行けるのでは…
という淡い期待のもと
久々のスコーン焼成に至った。

とは言え、ただ漫然と
その時を待っていた訳ではない。
最近どうも膨らまない
スコーンの原因を探るべく
ベーキングパウダー(以下BP)を新調してみた。

最寄りの富澤商店には
3種類のBPが置いてあり
・富澤商店オリジナル
・愛国(AIKOKU)製
・ラムフォード製

があったのだが、この中で
愛国のものを今回購入してみた。
決め手になったのはコーンスターチの含有量

ピントずれなんて気にしない気にしない

他の2つは40%ほどだったが、
この愛国製BPは25.5%。
コーンスターチと言えば、
片栗粉の代用になるように
生地の粘り気を醸成する役割を果たすはず。
という事は、含有量が少ないほど
生地がより膨らみやすいのではという
素人なりの推測からこれをチョイス。

正直なところ、膨らまない原因は
十中八九BPだと思っていたので
これでもう解決したと慢心した。
そして、慢心の時ほど失敗しやすいのも
スコーン作りの難しさなのだ。
イイ加減学べよ、自分。
3ヶ月前の慢心スコーンはこちら⬇︎

そんな訳で、今回も結果は
残念ながら膨らまなかった。
見た目だけでいえば
完全な失敗作と言って良いほど。

もう画像補正する気も起きない位の失敗

膨らまずに高さが出ないのも
そうなのだが、
綺麗に焼けた時と比較して
焼き目もあまり付いていない。
これはもうBP以外の
原因を突き詰めるしかない。

考え得る失敗の原因は二つ。
一つはやはり単純に気温。
今回も生地をまとめ上げた時には
ベタついていたので
やはりバターが溶け始めている。
ちなみにバターの融点温度は28℃なので、
最高気温がこれを超えている内は
物理的に難しい気もする。
(エアコン使えば良いんだろうけど)
もう少し気温が下がるのを待つか、
徹底的に材料・道具を冷やすか、
とにかくダレない生地を作る。

そしてもう一つが
焼成時のオーブンの温度。
どうも最近焼きムラが気になる時もあり、
そうなると予熱の完了直後の時点で
そこまで庫内の温度が上がっていないのでは?
という疑念が生じる。
そこでオーブン用の温度計をポチってみた。
これで予熱完了時の温度の剥離を調べて
焼きの温度も調整する。

まだまだスコーンの道は険しいな。

精進します。

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