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【研修レポート】これからのリーダーに本当に必要なものとは?那須で学んだチームマネジメント

こんにちは、トグルホールディングス(以下「トグル」)広報担当の髙橋です。

トグルは、DXでまちづくりに革新をもたらす企業です。そのために、リーダーシップ向上を目的とした社員教育に力を入れています。その中でもクレヨンズのリーダー研修は、主にリーダー及びその候補となる社員を対象とし、リーダーシップスキルとチームマネジメントスキルを高めることを目的としています。
本記事では、2024年10月に那須で行われた当該リーダー研修の模様と、その中での参加者の成長やエンゲージメント向上の模様についてレポートします。

「突然チームを持つことになり、果たして自分が最大限のパフォーマンスを発揮できるのか不安」
「専門知識は豊富なメンバーなのに、そのスキルが活かしきれていない気がする」

こんな思いを抱えたことはありませんか?
会社では、ある日突然リーダーとしての役割を任され、自分よりも高い専門性や豊富な経験を持つメンバーを率いる場面に直面することも少なくありません。
このような状況では、リーダーとしての判断力や、メンバーの強みを最大限に引き出す力が、組織成果を最大化させるためには必要となります。

今回のリーダー研修では、トグルのグループ会社であるフジケンメンバーが参加。
参加者がリーダーとしての自覚と責任感を持つと同時に、チームのメンバー一人ひとりの強みや弱みを再認識する機会となりました。
それぞれの特性を理解し、どう活かしていくべきかを深く考え直す貴重な場となり、日頃の業務では見落としがちな個々の課題にも気づくことができました。



なぜリーダー研修に行くのか

昨期、フジケンはホールディングス全体の売上を牽引する成長を遂げ、前向きな気持ちで新しい期に突入することができました。この成果は、各メンバーが自身の役割を全うすることができた結果でもあります。一方で、フジケンひいてはホールディングス全体としてさらなる成長を遂げるためには、組織全体としてより高いパフォーマンスを発揮することが重要になっています。
また、組織規模が拡大していくなかで、より高い水準でのリーダーシップやマネジメントスキルが求められるようになってきました。多種多様な特徴を持つメンバーが多いということもあり、いかに互いの強みを引き出し、チーム全体の成果に結びつけることができるかが、今後の組織成長のカギを握ると言っても過言ではありません。
こうした背景から、リーダーやその候補者におけるリーダーシップやマネジメントスキルを高め、組織力を強化することを目的として、今回の研修を実施するに至りました。

リーダー研修とは何か

弊社では、クレヨンズのリーダー研修を導入しています。本研修は、リーダーとして必要なスタンスやスキルを学ぶことを目的としたプログラムです。参加者は座学やワークショップ、野外活動などを通じて、リーダーとしての効果的なコミュニケーションや意思決定のスキルを習得します。これから参加する人もいるので、研修内容をお伝えすることはできませんが、研修を通じて参加者の声を届けます。

移動中の車内

研修を通じて見えた課題と伸びしろ

今回参加してもらったメンバーは、それぞれ高い専門性を武器としてもっています。しかし、その武器を活かせないような新たな領域にチャレンジする際の「意思決定力の低さ」が組織成長におけるボトルネックになっていました。

小松さん:与えられた役割を俯瞰して見る力が不足していたと感じました。直前の座学で何度も話されていたことなのに、それに気付けなかったのが悔しいです。目的が手段になってしまいました。今後は実践の場でもPDCAを回していきたいと思います。」

伸二さん:「最後は悔しかったです。できると思っていたのに、リーダーに頼らなければならない状況に陥りました。普段の仕事にもこの課題が出ていると感じました。今後はリーダーに頼らず、自分で意思決定して進めていこうと思っています。」

村山さん:髙﨑さんからリーダー研修に参加していた時のことを聞いていました。今度は私たちが後輩におろしていかないといけない。推進のチームメンバーにリーダーとしてでなく、こういう考えをもってやりましょうと伝播させたい。

丸子さん:「マネジメントの型がこんなにも効果を発揮するものだとは思いませんでした。リーダーがこの型を知っているかどうかで、組織の強さが全く違ってくると実感しました。」
「研修を通して、一緒に働くメンバーの強みを改めて認識することができました。特に再開発ユニットのメンバーの能力の高さを再確認しました。今設定しているゴールに向けて、誰がどの役割を担うべきかを考える上で、大きなヒントを得ることができました。」

小熊さん:「リーダーに必要な能力の認識が大きく変わりました。特にマネジメント能力について、自分がまだまだ認識不足だったと痛感しました。研修中のワークでは『成功させる』ことにこだわることはできたものの、課題設定や解決策の策定、そして役割分担を活かすマネジメントがうまくできず、悔しい思いをしました。」
「この研修を通して意思決定力を得られました。研修中、意思決定力の低さを課題として感じましたが、研修後には実務の中で自分のチーム方針を決める際の判断が研修前と比べて明らかにスムーズになったと感じています。」

研修を見守るユニット長たち(左から髙﨑、髙橋晴大)

研修を見守るユニット長たちのコメント

髙橋晴大さん:「十把一絡げにできるものではありませんが、平均的には個々の高い実務遂行能力に頼もしさを感じた一方で、意思決定能力と戦略思考には課題があると実感しました。」
※十把一絡げ:多くのものや人を一つにまとめて考える、または扱うことを表す言葉

髙﨑さん:「今回参加してもらったメンバーはそれぞれ高い専門性を武器としてもっています。然し、実施したワーク中にはその武器が使えない状況にさらされることとなりました。そんな中でもそれぞれの高い実行力には驚かされました。一方でoodaを駆使することまでは高いレベルでできていたが、意思決定を行うこと、それぞれ責任範囲を分担し任せきることには課題があると感じました。」

次回参加者へのメッセージ

この研修では、普段の業務では体験できない学びや発見がたくさん待っています。皆さんがリーダーとしてどのようにチームを導き、成長させていくかを見つめ直す貴重な機会です。リーダー研修では、仲間とともに試行錯誤しながら自分自身の強みと課題を深く掘り下げていきます。時には難しいと感じる場面もあるかもしれませんが、その壁を乗り越えた先には、より強いリーダーとしての自分が待っています。

野外ワーク中の一枚

まとめ

トグルホールディングスのリーダー研修は、ただのリーダー育成にとどまらず、企業文化や組織の一体感を育む大きな役割を担っています。今回の研修を経て、フジケンの中心となるリーダーたちが新たな一歩を踏み出しました。

成長は一日にして成らず、普段の業務を通じて向き合い続け、体現していくことが重要です。
今回の研修を通じて変化のきっかけを掴んだフジケンメンバー、今後のさらなる活躍に乞うご期待ください!

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