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【エンジニアインタビュー】全社主義が生み出すエンジニアの一体感

採用広報担当の髙橋です!
この連載は、チームが拡大する中の日々のドラマを発信したいという想いで立ち上げました!

トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2024年5月にトグルに入社した龍野卓巳さんのインタビューをご紹介します!


Q1. 自己紹介

-ご経歴からお伺いできますか?-

龍野:
大学では生命科学と情報工学を専攻しました。卒業後、官公庁や大手企業向けの特殊なデータベースを管理・運用するサポートツールの開発に携わりました。主にフロントエンドの開発を担当し、約4年間その職場で経験を積んできました。

-どうして転職しようと思ったのですか?-

龍野:もともとアプリケーションやツールの開発を趣味として楽しんでおり、その中でフロントエンド技術のトレンド変化が非常に速いと常々感じていました。さらに、昨今の大規模言語モデル(LLM)の目覚ましい進展に触れ、この技術的な変遷はますます加速し、他の分野も同様に進化していくと感じ、焦りを覚えるようになりました。

エンジニアとしてスキルアップを図る中で、最新の技術動向に効率的に対応し続ける必要性を強く感じ、新しい技術を素早くキャッチアップしている企業で働きたいと考えるようになったのです。

いくつかの企業と面談を進める中で、トグルのカジュアル面談でお会いしたCTOの久森さんのお話に非常に興味を持ちました。トグルが見据えるビジョンや技術に対する情熱に強く共感し、この環境で働くことで自分自身の成長につながると確信しました。

こうした経緯から、トグルで新たな一歩を踏み出すことを決意しました。

-トグルのどんなところに魅力を感じましたか?-

龍野:
採用プロセスを進める中で特に印象的だったのは、面接時に開発中のリポジトリを見せていただいたことです。他の企業ではなかなかない経験で、なぜ見せていただけるのかお尋ねしたところ、「入社するならイメージできないといけないよね」とおっしゃいました。このオープンな姿勢に驚き、透明性を重視する企業文化に強く惹かれました。

また、エンジニア向けのハンドブックも用意されており、働き始める前から具体的な業務やプロジェクトの流れをイメージしやすかったです。他社でもエンジニア向けのドキュメントはありますが、ここまで詳細に書かれているものは少ないと感じています。これにより、自分がどのように貢献できるかを明確に描くことができました。

Q2. 入社から現在にかけて

-現在携わっているプロダクトについて教えてください。-

龍野:現在、つくるAIの物件管理というプロダクトの開発に携わっており、機能拡充を担当するチームに所属しています。私の役割は、リーダーである君田さんを中心に、チームメンバーと協力して顧客のニーズを分析し、それを具体的な機能として開発に反映させることです。顧客が求める以上の価値を提供できるよう、新機能の提案や実装に積極的に取り組んでいます。

-君田さんの印象について教えてください。-

龍野:入社前から君田さんのことは存じ上げており、TSKaigiでのご講演を拝聴したことがあります。その際、若手でありながら優れたリーダーシップを発揮し、最前線で活躍されている姿に強い感銘を受けました。

実際に一緒に働いてみると、本当に頼りがいのある「兄貴」的な存在であり、私にとって目標とするエンジニアの一人です。彼の技術的な知識やチームを引っ張る力はもちろんのこと、コミュニケーション能力にも優れており、多くのことを学ばせていただいています。

また、彼の姿勢に触発され、私自身も今後TSKaigiでの登壇に挑戦したいと考えています。既にプロポーザルを提出しており、この機会を通じて自分の専門性を高め、さらなる成長を目指したいと思っています。

-最近、チームが急速に成長した中で変化はありましたか?-

龍野:
 入社後、特に社員数が増えてから、開発チームにはいくつか顕著な変化がありました。まず、開発のスピードが明らかに向上し、それに伴ってリリースのアウトプットも飛躍的に増えています。

また、チーム内での意見の多様性が増し、さまざまな角度からの意見が出るようになりました。一つの機能について議論する際にも、活発な意見交換が行われるため、より良い結果を導くプロセスが整ってきたと感じています。

意思決定の場では、単純な多数決に頼るのではなく、多様な意見を融合させて最適な解決策を見出すアプローチが取られています。これにより、チーム全体で納得のいく決定ができていると思います。

このような変化は、チームの成長にとって非常に重要だと考えています。まず仮説を立て、自分の中で深く考えることで、コミュニケーションがより建設的になり、相手も自分の考えを持っているという前提で話が進むので、スムーズになると感じます。

また、チームワークにおいては、メンバー同士の信頼関係が非常に大切だと実感しています。コミュニケーションを取る際には、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見もしっかり伝えることを心がけています。そうすることで、互いに理解を深め合い、より良い成果を生み出すことができると思います。チームの成長において、こうした信頼関係や意見交換は欠かせない要素ですね。

インタビュー中の龍野

Q3.今後の展望

-トグルでどのように成長していきたいですか?-

龍野:プロダクトに対して全幅の信頼を寄せて任せていただけるエンジニアへと成長したいと考えています。

以前、プロダクトのリリースパーティに参加した際、多くのゲストの前で自社プロダクトについて自信を持ってプレゼンテーションを行い、技術的な問い合わせにも的確かつ丁寧に応対している先輩方の姿に深い感銘を受けました。普段は開発現場で頼りにしている先輩方の、また別の一面を垣間見たように感じています。

私も、技術的なリーダーシップを発揮し、チーム全体にポジティブな影響を与えるだけでなく、プロジェクトの成功に大きく貢献できる存在になりたいと考えています。そのためには、技術力の向上はもちろん、不動産業界のドメイン知識を深めること、常にユーザー視点を持って開発に取り組むことが重要だと感じています。

さらに、新しい技術や知見を積極的に取り入れ、自身の専門性を高めつつ、チームメンバーと協力してより優れたプロダクトを創り上げていきたいです。そのプロセスを通じて、トグルと共に成長し、会社の発展に寄与するとともに、自分自身もさらなる飛躍を遂げたいと考えています。

-トグルの技術力や開発環境について、他社と比較して強みとなるポイントはどのような部分にあると思いますか。-

龍野:トグルの強みは、技術に対して非常に積極的なメンバーが多く在籍し、最先端の技術を積極的に取り入れる文化が根付いている点だと思います。開発者体験の向上にも力を注いでおり、開発者が自身のスキルを最大限に発揮できるよう、継続的に環境を改善しています。

また、イベントやカンファレンスに運営スタッフや登壇者として積極的に参加する社員が多く、外部との連携や情報収集にも熱心です。これにより、業界内でのネットワークが広がり、常に最新の技術トレンドをキャッチアップすることが可能となっています。他社ではこうした活動が少ないこともあり、トグルの大きな強みとなっていると感じます。

さらに、情報発信の頻度も高く、技術的な知識や経験を共有する文化があります。これによってメンバー間の情報共有が促進され、個々のエンジニアが成長しやすい環境が整っています。このような取り組みが、トグルの技術力を高め、エンジニアたちが自信を持って新たな挑戦に取り組める環境を築いていると思います。

-エンジニアの文化には、フィードバックを重視する傾向があるとお聞きしていますが、そのフィードバックから気づきや発見を得ることはありますか?印象的なエピソードがあれば教えてください。-

龍野:はい、フィードバックから多くの気づきや発見を得ています。印象的なエピソードとして、私が開発したプログラムに対してレビューをいただいた際、数多くの有益なアドバイスを頂戴しました。特に、レビュアーの方々から「このような考え方や実装方法もある」といった具体的な提案をいただくことが多く、その度に新しい視点や技術を学ぶことができ、とても刺激的でした。

そのため、レビューを受けること自体が楽しみになっています。開発を進める中で、自分の技術力が確実に向上していると感じており、フィードバックを通じてさらなる成長を実感しています。

-トグルらしい開発チームの特徴について教えてください。-

龍野:トグルの開発チームの特徴として、特に「全社主義」が強く根付いていると感じます。例えば、コードレビューにおいて、誰にレビューを依頼するかを指定できるのですが、指定した方以外のメンバーも意外と目を通してくれて、「自分もこう思う」というフィードバックが様々な方向から飛び込んでくるんです。

その結果、チームとしての一体感を強く感じますし、困ったときには「ちょっとわからない」とSlackに書き込むだけで、すぐに助け舟が出されるので、不安を感じることはほとんどありません。これがトグルの開発チームの素晴らしいところだと思います。

また、全社的にオープンなコミュニケーションが促進されているため、他の部署との連携もスムーズです。お互いに知識やアイデアを共有し合うことで、新しい発見や学びが常にあります。こうした環境で働けることに、非常にやりがいを感じています。

Q4.どんな方と一緒に働きたいですか?

龍野:トグルのパーパスやクレドに共感してくださる方、そして何かしらの強みや個性をお持ちの方と一緒に働きたいです。技術力やコミュニケーション能力など、分野は問いませんが、際立った特徴があると、チームに新しい視点や刺激をもたらしてくださるのではないかと思っています。

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