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フルリモート×フロントエンドエンジニア 〜遠くに住みながらでも一体感を作れる秘訣とは?〜

■自己紹介

トドケール社員のホンネをさらけ出す入社者インタビューシリーズ
第三弾は、トドケールの画面デザインや実装を担っている、フロントエンドエンジニアの十河洋介さんに、トドケールでの仕事内容や入社理由について伺いました。

十河洋介(Sogo Yosuke)
1992年生まれ。兵庫県出身。愛媛大学にて情報工学を専攻し大学院を卒業後、三菱電機に入社。社会インフラシステムの領域でプロジェクト管理などの上流工程業務に従事。ビーズ株式会社に転職し、社内SEとしてバックエンドからフロントエンドまで一気通貫で開発を行う。2022年1月にトドケールに入社し、フロントエンドエンジニアとしてプロダクトの画面デザインや実装を担当。現在は徳島県の海沿いに住みながらフルリモートで参加。

ー 現在、トドケールで担っているミッションを教えてください

一言で言うとフロントエンドエンジニアです。やっている業務としては、トドケールの画面デザインであったり、その実装だったり、プロダクトの画面にまつわること全般です。デザイン作成自体はデザイナーさんがやってくれているのですが、エンジニア観点で意見を出したり、FixしたデザインをHTML、CSS、JavaScriptで実装までもっていくということをやっています。

ユーザーにとって使いやすい画面を作るのが自分としても好きで、トドケールのプロダクトをもっと使いやすくするのが自分のミッションだと思っています。

ー トドケールに出会うまでのことを教えてください

自分は大学院卒で社会人になったのですが、大学院では画像処理の研究をしていました。昔、MicrosoftがKinect(キネクト)というカメラを出していて、そのカメラで撮影した人物の動きに、アニメみたいなモーションブラーをつけるというのを研究テーマにしていました。

大学院卒業後は三菱電機に入社しました。そこでは主に社会インフラシステムにの開発に関わりまして、システム開発のいろはを学んだ後はプロジェクト管理などいわゆる上流工程と呼ばれるような領域を担当していました

2社目はビーズ株式会社に入社し、そこで社内SEをやっていました。担当していたのは主に社内システムの開発だったのですが、PCトラブル時のヘルプデスクや新入社員のPCセットアップなど、ITに関わること全般をいろいろやっていました。

そして3社目でトドケールに入社することになりました。

■ジャストアイデアの投げかけから、議論に発展していくようなチームが良い

ー トドケールに興味を持ったのはどんなところですか?

forkwellという媒体でトドケールからスカウトメールをもらったのが最初のきっかけでした。

スカウトメールを受けてまず最初に応募した理由は、トドケールのプロダクトに身に覚えがあったことが大きいです。
というのも、三菱電機で働いていたときにまさにこの郵便管理が行われていたからです。自分のデスクに受付箱があって、郵便物が届くと係の方が持ってきてくれるんですよ。それに自分から別部署宛に郵便物を出すときにも受付箱があって、決まった時間に持っていってくれるんですよね。
スカウトメールを見たときに、「その領域を狙ったプロダクトか!面白そう!」と思いましたね(笑)

この経験からプロダクトの改善提案ができそうと思いトドケールへ参画しました。

ー 当時の面接官の印象を教えてください。

CEO野島さんと、CTO山本さんに面接をしてもらいました。どっちも好印象で、なんというか嫌な人だと思いませんでしたね。

印象的だったのは山本さんとの面接です。これまでの仕事経験とかを話していたのですが、「slackでこういうことした方がいいと思います、みたいなジャストアイデアを投げかけてもスタンプだけで全然議論にならないみたいなのが嫌で、そこから議論に発展していくみたいなチームが良い」という話をしていました。それを山本さんがとても共感してくれて。気が合うというか、この人たちと仕事するのは楽しいんだろうなと思いました。

その印象は入社後も変わることなく、楽しく仕事できています。

■立場や職制関係なく、共通の目標に向けて一緒に作っていく風土

ー トドケールに入社してみて感じた魅力を教えてください

いろいろありますが、一番はみんなでひとつのものを作ろうと思っているのが良いですね。大企業でよくあるのが、部署ごとにやることが区切られていて、担当領域や責任が完全に分離されているみたいなことですが、トドケールはそんな感じがなく、ビジネスサイドも一緒に議論して、職制関係なく一緒に作っていく感じがあります。共通の目標に向けて一緒に作っていく雰囲気が良いです。

ー トドケールで今後成し遂げたいことを教えてください

上場まで持っていくことです。自分はまだ経営の話に関われていないんですが、この会社が上場するのは共通の目標かなと思っています。上場するためには良いプロダクトを作って、ユーザーにどんどん使ってもらって、ゆくゆくは上場ですね。

開発チーム観点でいうと、安定性や品質をもっと上げることですね。トドケールのプロダクトは大企業にこそ刺さると思っています。となると、安定性や品質が絶対になるので、リリース時に発生してしまうバグを最小限にすることが必要だと思っています。そのために自分自身も、フロントエンドの開発するときに、いかにバグを出さないような仕様にするかの改善を進めています。

■3か月に1度の東京出張が楽しい

ー 十河さんはフルリモートで働く正社員ですが、働き方についてはどう思っていますか?

はい、現在はフルリモート社員として在籍しており、東京ではなく徳島県の海沿いに住んでいます。フルリモートで働くことで住みたい場所に住むことができるという点でQOLは上がったと思いますが、フルリモートで働くことで作業効率が上がるということは特にないと思っています。

自分はフルリモートで働きたいという志向性が強いわけではなく、近くにオフィスがあるなら出社したいのが本音です。ただ家庭の事情などがあり、フルリモートにならざるを得なかったのですが、それでも働くことができる環境を用意してくれたことには感謝しています。

ー リモートで働く人にお勧めしたいトドケールの取り組みはありますか?

トドケールでは3か月に1度、東京のオフィスへリモート社員が集まるのですが、この取り組みは満足度が高いです。目に見えて何か効果があるのかと聞かれると言いにくいのですが、みんなで顔を合わせて全社交流会ができるとやっぱり仲良くなれます。東京に出張に来て、前よりも他のチームの社員と距離が縮まると嬉しいです。それまではSlackやオンラインでしか会話しなかった人からオフィスで気軽に話しかけれられるとその人の人柄などもわかり、仲良くなる機会が増えますしね。

3か月に1度、東京に来れる機会を有効活用して、東京に住む友人と会うなど、プライベートのネットワークも広げることができています。総じてメリットが多い取り組みだと感じています。

ー フルリモートで働くことに不便はないですか?

入社した当初は会議で議題に上がった機能の仕様がその後のオフィス内の雑談でいつの間にか決まってしまうなど情報格差があったのは確かです。ただ、自分がフルリモートで参加するようになってからは会議や話し合いの形がリモートワーカーがいることを前提とした運営に変わり始め、最近はそういった不便を感じることはなくなりました。

また、こういう問題は会社に気を付けてもらうというよりも、フルリモートで働く社員が自覚して気を付ける必要があると思っています。不便を感じたり、意思決定に参加したいと思うなら、積極的にオンラインの打ち合わせを招集したり、Slackで話しかけたりと自分で動いて解決する道を探すべきです。つまり、会社に環境の整備をお願いするだけではなく、リモートで働く社員も意識して環境を整えようと努力する必要があると思います。

ー まだ見ぬ仲間へメッセージをお願いします

この環境で一番得られる経験は、一緒になって機能を考えることだと思います。逆に言うと、指示待ちエンジニアのようなスタンスは、いまのトドケールのフェーズには合わないとも思います。課題があったら、立場とか関係なくみんな意見を言う。そういったところに飛び込むのであれば、エンジニアとして「こういうスキルが身につく」とかだけでなく、一緒にプロダクトを考え、成功体験も失敗体験も積み重ねられると思います。

得られる技術がどうこうではなく、トドケールのプロダクト開発に興味があり、開発の課題に対して意見を出せる人に入ってきてほしいと思います。実際にプロダクトが抱えている課題に対して自分の意見を言う人にとっては、うちは会社は楽しいんじゃないかなと思います。


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