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経済統計のよもやま話(雇用・賃金・人口)

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雇用、賃金、人口に関連したコラムを集めています。「毎月勤労統計調査問題のまとめ」マガジンに分類していたコラムもここに収録しています。
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記事一覧

一般労働者の所定内給与の伸び、引き続き3%付近の伸び~2024年9月の毎月勤労統計

 本日(7日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年9月分の速報値が公表されました。日…

一般労働者の所定内給与、3%増まであとわずか~2024年8月の毎月勤労統計

 本日(8日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年8月分の速報値が公表されました。日…

就業形態計の現金給与総額の伸び、共通事業所ベースでは2ヵ月連続で5%前後に~2024…

 本日(7日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年7月分の速報値が公表されました。日経…

就業形態計の現金給与総額の伸び、共通事業所ベースは5%超え~2024年6月の毎月勤労…

 本日(6日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年6月分の速報値が公表されました。日…

一般労働者の所定内給与上昇率が3%に近づく~2024年5月の毎月勤労統計

 本日(8日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年5月分の速報値が公表されました。日…

出生率、「コホート」で見てみると~2023年人口動態統計月報年計

 本日(6/5)は統計発表が相次いでいますね(汗)。  厚生労働省は2023年の「人口動態統計月…

パート時給の伸び減速が気になる~2024年4月の毎月勤労統計

 本日(5日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年4月分の速報値が公表されました。日経電子版は、基本給(所定内給与)の伸びが29年ぶりの高さになったことなどを報じています。  ただ、私のnoteで毎月注目している共通事業所ベースだと賃金上昇の急加速は観察されません(注目している理由は下記の先月のnoteをご覧ください)。むしろ、パートタイム時給の伸びが鈍化したとことが気になります。 共通事業所ベースだと名目賃金上昇率は1.7%  注目度の高い就業形態計の現金給与総

共通事業所ベースでは実質賃金0.9%減〜2024年3月の毎月勤労統計

 昨日(9日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年3月分の速報値が公表されました。昨…

「L字カーブ」の実態は?

 昨日、この住宅ローンの記事を読んでいたら「L字カーブ」という言葉を見つけました。「M字カ…

2024年以降の指数を使ってはダメ‼~毎月勤労統計調査

ちょっと刺激的なタイトルになってしまいました。毎月のように「毎月勤労統計調査」(厚生労働…

実質賃金上昇率のマイナスが過去最長に並んだけれども…~2024年2月の毎月勤労統計

「毎月勤労統計調査」(厚生労働省)の2024年2月分が本日(8日)公表されました。日本経済新…

法人企業統計に基づく労働分配率、基準を揃えて議論しましょう!

 少し前の記事ですが、3月5日の日経朝刊に興味深い記事が出ていました。4日に公表された「…

賃金上昇率の加速は、特別給与のブレのせい?~2024年1月の毎月勤労統計

 昨日(7日)、毎月勤労統計調査の2024年1月速報値が公表されました。日経電子版は、実質賃…

出生数最少は、どれだけ”想定外”なのか?

 昨日(27日)、「人口動態統計調査」の速報値が公表され、外国人を含む2023年の出生数が75万8631人と前年に比べて5%減ったことが明らかになりました。日経新聞は28日朝刊で、足元のペースが続けば2035年には出生数が50万人を下回ると警鐘を鳴らしています。  一方、出生数など人口については、専門の研究機関である国立社会保障・人口問題研究所が、これまで数年ごとに見通しを推計してきています。最近の動向は、その見通しと比べて、どれだけ”想定外”なのでしょうか? 日本人に限る