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「猫目荘のまかないごはん 夢とふっくら玉子焼き」

作品を送信するまでのジタバタ感
準備はできた…さぁ今か?いや、まだか…?って
待ったところで何も変わらないんだけど
押すまでにもじもじしちゃう感じ

共感しかなかった

そしてその後に鳴るメールの着信に
心臓がバクバクする感じ

共感しかなかった

私より10歳若い主人公
叶った夢を手放そうとするけど
諦めたいけど諦められない感じ

チャンスが巡ってきたのに
何とはわからない何かに引っ掛かって
うん、と言えない気持ち

共感しかなかった

そして
いつも自分が考えていること
「ドラマや本のようなドラマチックな場面も
自分の生活のどこかを切り取れば
同じような場面があるはず」
それがまさにこの本の文章として表現されていた

朝起きる、ご飯を食べる、身支度をする、出勤して帰宅する
そんな日常は作品の中ではカットされてしまうだけ
そういう日常は視聴者は求めていないから

なるほどなぁ
確かにこの本も1冊の中で気付いたら数ヶ月も経ってることがある

大事な部分を切り取ってるから作品になってるんだ

面白かった

猫目荘のまかないごはんシリーズ2冊目
前作を読んでから時間が経っていて
登場人物も覚えていなくて不安だったけど
前作と話の中心人物が変わったおかげで
全く心配なく読めた

また少し時間が経ったら
前作と合わせて一気に読んでみようかな

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