「おはようおかえり」
面白かった
続けて近藤史恵さんのミステリを読んでたので
「ミステリじゃない近藤さんの本」と思ったら
入り込めるか少し緊張したのだけど
全く関係なかった
面白かった
謎はそこかしこにあった
いきなり出てくる謎と
徐々に浮かんでくる謎
どうなるのかな、どう繋がるのかなと
読み進めるほどに気になって入り込めた
ひとつずつすこしずつ回収されて
また日常が戻ってくる
家業を継ぐ姉と自分のやりたいことを見てる妹
比較されながら進んでいく印象
冷たい妹なのかなと思っていたけど
終わる頃にはなんだか可愛い妹になってた
曾祖母、祖母、母、姉妹の4世代の話と
別の家庭の祖母と孫が絡む
曾祖母や祖母という存在が
ほんわりと温かい雰囲気にさせる
曾祖母はほんわりというほど穏やかではなかったけど(笑)
また読み返したいなと思えた