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『銀座「四宝堂」文房具店Ⅳ』

前作はいつだったかなと確認したら
ちょうど半年前だった

シリーズものは新作が出ればすぐ買うのだけど
不思議と読み始めるまで妙な躊躇がある

初めましての本は新鮮さしかないので
読む前のワクワクがシリーズものとは違う種類で
そのためつい初めましての本の方を優先してしまう

今回も読み始める前に他の本を経由したけれど
でも帯の文はひたすらに気になっていた

だけど実際に読んでみたら
想像以上に硯ちゃんと良子の絡みがなかった
その反面
想像以上に2人の関係も変わりそうな終わり方だった

これは新手の焦らしなのか・・・?
と今更ながら気付く

5巻目がすでに楽しみ

スクラップブックの話がとても良かった
推しを追いかけて
推しから学びを得て
それが他の人にも伝染して

そして最後にまた推しから大きなプレゼントを受け取る

何年も何年も同じ人を見続けていられるってすごいこと
その人がその長い時間表舞台に居続けるというのもすごいこと

そんな出会いが自分にもあるといいなと思えた

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