おはようございます。 毎朝5時の読書からの学びの気づきを発信するコラムです。
大人になると、子供の頃のように手足をバタバタさせて大泣きすることは、そうそうない。
悲しい、悔しい、寂しい…
色んな感情を自分の中で、消化しようとしている。
昨日、職場でボスと社員が大喧嘩をしたらしい。上司60代と部下40代の大喧嘩。職場はこの話で持ちきりだった。どよーんと重い空気のなかの仕事で、私にとっても1日が長かった。
普段から、ネチネチ言うボスに言われっぱなしの部下だった。そんな言い方しなくてもよかろうに…縦社会の中で周りは何も言えなかった。
その部下が、ついに「キレ」たらしい。
2人で言い合いになり、周りが停めて一時終戦したらしい。
ここで私はフッと思ったことがある。
お互いに言い分はあるにせよ、2人とも、頑張ってる比べをしていて、自分の我慢の沸点が超えてしまったのではないかなと。
そんな時にハッと気付かされたこと。
部下は、自分はこんなに頑張ってるのになんで認めてくれないのか。
ボスは、どうして何度も指導しても理想通りに動けないのか。
そんなことを思っているようだけど、
2人とも、大事なことを忘れてる。
そう。どんなに大喧嘩したって、相手は変えられない。
私たちは、間違った相手を正そうと、論破したり、示そうとしてしまうけど、結果は良くならないことが多いだろう。
そんな時は、自分の中に溜まった鬱憤の処理方法として、著書にもあったように「泣く」ことが凄く効果的な気がする。買い物より暴飲暴食より「泣く」こと。
一人布団の中で、お風呂の中で、映画を見ながら、大泣きしてスッキリさせてみてはいかがだろうか。