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【難病のこと】トラマールその後

トラマールが処方されてあれから3日…

トラマールなのかカロナールの定時服用が功を奏しているのかわからないのですが、服薬した翌日から明らかに変化が。

地味にずっとどこかしらに鈍痛がありながら生活をしていたわけですが、トラマールを服用した翌日起きて気がつきました。
あれ、肘と手首が痛くない…
毎朝起きると決まって肘と手首に鈍痛があり、なんとも重だるくて不快な気持ちで体を起こすという日々だったわけですが、それがない。
それがないのがいつぶりかわからないくらいにはずっと痛みがある状態でした。
あれ?痛くないかも?のスタートを切って体を起こしてみるとだんだんとはっきりとしてくるのです。
明らかに痛くないのだと。

膝が常に痛くて違和感があり、歩くにも不安要素がある感覚を持っていました。
サポーターをつけていてもズレるような擦れるような痛みがあり、少し無理をすればジンジンズキズキと内側から痛みが広がるのが常でした。
それがどうでしょう、痛くないのです。
しかも痛みがとれて思ったのが、軽いこと。
軽いから足が前に出るし、動かすのに苦痛がないわけです。
体が嘘みたいに軽くなってやっと体の状態に気づきます。
ずっと鉛をつけて歩いていたようなものだったのだな…と。
軽くなったからか疲れる感じもなくて、ただただ普通に歩けるということがいつぶりなのかわからない感覚で、それでやっと皆のあたりまえの状態を知ったわけです。
私は、やっぱり痛みと闘っていたんだなと改めて実感しました。

トラマール、副作用もつきものの薬ですが、今のところ大きなトラブルもなくきています。
吐き気は1日目になんとなくあった気もしますが、そこまででもなく気にならずにすでに3日。
便秘にもならず、ありがたいことにめまいもなくきています。
なんならむしろ痛みがとれてシャキッと元気になっているくらい。
薬、恐るべし。

痛みに惑わされない時間は、やはりQOLが上がる感じがします。
ただ気をつけなければならないのは、やはりあくまで痛みの対処をしているという点。
根本の痛みの原因に対処しているわけではありません。
私の場合、関節の緩さがもといであることをどうにもすることができません。
つまり薬で痛みをとって、動けるような感覚になっているだけといえばそう。
あんまり無理に動いてしまえばもちろん代償もあるでしょうし、体を痛めるかもしれません。
それに、体が痛くないので動けてしまうから、なんだか体を痛めていても気づかなくなってしまうような気もしたり。
関節がずれても、伸ばしてしまっても気づかないでいれば、関節ダメージを与えてしまうかもしれないので、そこは注意だと思っています。

ただなんにせよ、痛みとかって、やはり世界が変わるのだと実感。
そして囚われもするし、痛みは慣れてしまう怖さもあると痛感しました。
そして薬の怖さも。

これからも痛みとの付き合いは続きます。
何年付き合い続けるかはわからないですが、薬がなければ痛みがとれない体であることは紛れもない事実です。
薬にあやかりながらも、やりたいこと、望むこと、求めていること…とにかく前向きにやっていこう。

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