車中泊で、桜🌸と日本一周。19県目・和歌山編。陽光まぶしい南紀の国の桜は早かった!
暑っ!
和歌山に入ったとたん、まぶしい陽光が降り注いできました。さすが和歌山。近畿で一番早く桜が咲きはじめる県です。
……桜、まだ残ってるかな。ドキドキ……
が、とりあえずはグルメからスタートです。
和歌山ラーメンの老舗、井出商店さんはJR和歌山駅近く。屋台からはじまった伝統を大切にしておられるのか、店舗を構えてからも、店内はなんとなく屋台の雰囲気の名残りがあります。
偶然にも煮込みすぎたことから生まれたというコクのあるスープのラーメンに、早すしと呼ばれる押し寿司を好きなだけ頼んで、食べることができます。
早すしとは、和歌山の郷土料理「なれずし」が、1か月以上かけて発酵熟成させるのに対して、酢飯とサバなどの具を、一日だけ酢でしめた押し寿司で、食べやすい一口サイズに仕立てられています。これを食べながらラーメンを待つのが和歌山ラーメンの流儀のようです。
さっぱりとした早すしと、こってりとしたラーメンの組み合わせが絶妙。。。
さて、和歌山で桜を探して、目を付けたのは、紀三井寺(きみいでら)です。西国観音霊場二番札所でもあります。
見た目に、かなりインパクトがあるお寺です。
山の上に浮かぶように建っている本堂、仏殿までは石段を上がって登りますが、なんとロープウェイで行くこともできます。
どちらにしても桜が、美しい惜しい!
完全にピークを過ぎています。
これで満開だったら、もっとステキだと思います!
ちょっと悔しい……と思っていたら、満開桜写経というのをやっていました。今後の桜との出会いを祈願して挑戦することに。45県の桜が見られますように、事故なく、病気せず、無事に青森・弘前までたどり着けますように、と、願いを込めて写経させていただきました。
写経ははじめてでしたが、般若心経全文とかではなく、これは十句観音経だけで、短時間でできそうだったことも、今回やってみようと思った理由です……😅。最後に祈願したい内容を書き、奉納します。500円でした。
門前のみやげ屋では、さすが和歌山! ミカンが大量に売られております。
懐かしさに惹かれて、ドライブのお供に「那智黒」飴を買いました。
北欧に「サルミアッキ」というアンモニア臭のするお菓子があるのですが、初心者が食べるとゲロの味がすると言われており、「世界で一番まずい飴」との呼び声も高く……そういう意味で言えば、外国の人にとっては、那智黒も、そうとう個性的な飴かもしれません。
いや、もちろん日本人にはおいしいわけですが。
紀三井寺から車で15分ぐらい。
和歌山マリーナシティにやってきました。初めてです!
関西人にとっての和歌山は、白浜か、串本の温泉に行くことが多く、わりと遠いので、行って帰って、途中であまり寄り道することがなかったのですが、ポルトヨーロッパには一度来てみたかったのです。
マリーナシティは、ホテル、ヨットハーバー、紀州黒潮温泉、紀ノ国フルーツ村、黒潮市場と、ポルトヨーロッパが一体になった複合施設です。
なかでも、ポルトヨーロッパはアトラクションなどに乗らなければ入園料そのものはタダ!(ただし、駐車代が1500円するのでそれが入園料のかわりか?)。
ここはよく映画やテレビのCM撮影などで使われています。どこのヨーロッパの国か? と思えるぐらい、作り込みの完成度がわりと高い……。
カップルがあちこちで撮影大会しています。
いま、コロナで外国に行けないので、海外旅行きぶんを味わうのにはいい場所だと思います。
最後は黒潮市場で、晩ご飯を買いました。
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