ホステル暮らしをはじめた話
2023年の5月からホステル暮らしをスタートさせました。
気がつけばもう2023年度が終わろうとしています。
あっという間の下半期でしたが、せっかくのホステル暮らしで得た様々な情報を皆さんにシェアできたらと思い記事にしています。
1️⃣ 冒険するためにホステル暮らしを選んだ
「人生で起きることはすべて学びだ」という持論があります。
人は年令を重ねるとなかなか「たいそうな出来事」に触れなくなりますが
「思いもよらぬこと」
「望みもしなかったこと」
「予定外のアクシデント」
「すごく難解なこと」
そのようなものが、実は学ぶチャンスなのだと、年令を重ねていく中で知りましたので、50過ぎてからはあえて「冒険」する方を選ぶことにしています。
でも、ある日突然にホステル暮らしに踏み切ったわけではありません。それなりに段階を踏まえた準備がありました。しかしながら、それは最初からそう考えて計画したわけではなく、今振り返って考えると、これはもうホステル暮らしのための準備だったのではないかしら?と思わずにはいられないことだと思えるということです。
2️⃣ ホステル暮らしに至るまでにうっかり始めていたこと
今から15年ほど前から考えてきたのは人生にかかるコストをどう下げるかでした。
人生にかかるコストが下がるというのは
実は働いて稼ぐのと同じことなんです
15年かけての人生コスト削減の日々の中で、後にはじまるホステル暮らしを実現化させられた自分だけの人生を作る「理念」を手に入れました。
自分かかるお金を知っておくことは大切な「自己を知る作業」
不必要なコストに気がつくと
それはお金のみならず
時間や体力をも無駄にする行為
だったことがわかりました
人生にかかるコストが減ると
時間に余裕が生まれました
時間に余裕が生まれたことで
自分を丁寧に手入れする毎日を手にしました
いまのホステル暮らしでは
この自分を丁寧に手入れする毎日を
はっきり自覚していますし
悩まされてきた口内炎やヘルペスとサヨナラできました
丁寧に暮らすって本当に大切なことですし
私の個性にはこのような生き方がとても楽なんだと知りました
自分にかかるコスト削減を通して学んだのは。。。
誰かにお金を払ってやってもらうことって
実は「なまけ心」から始まっていることなんですよね、ということ
「私だけじゃない、みんなやっているもの」という言葉で
自分自身の目をくらませていただけで
実際には自分でできることをやらずに
手を抜いて暮らしていただけ
自分でできることは
できるだけ自分でした方がいい
それが自分自身の心身のことであれば
ピラティスのような運動もセルフマッサージも
呼吸法やマインドフルネスも
自分でやったらお金もかからないんです
そういうシンプルなことを
人生のコスト削減からはじまり
冒険のホステル暮らしまで
この15年をかけて学べました
3️⃣ 危機管理に個性が関係する話
「何かあったらどうするんですか?」
そんな風にお声かけいただくことがたくさんありました。
「何かあったらどうするんですか?」
そうお声掛けを頂いたからこそ気がついたことなんですが
何も起きていないときに
何かあったらどうするか?
なんて考えるのは
人生の無駄遣いだと(笑)
これは自分ひとりで考え行動していたら立ち止まらなかった考えでした。
何かあったら?の「何か」を具体的に考えるいいきっかけになりました。
危機管理にも個性が関係する事にやっと気がついた
自分にとっての本当の危機とはなにか?
自分にとっての本当の困難とはなにか?
そして、それを解決するにはどういう方法があるか?
安全にやり過ごすにはどういう準備が必要か?
そういうことをたくさん考えるチャンスでした。
ですから、どんな出来事も
どんなお声掛けもアドバイスも
人生に起きることはすべて無駄はないわけです。
10代や20代の若い頃は
「何かあったらどうするの?」というようなアドバイスを
「面倒くさいな」とか「鬱陶しいな」とか受け止めてましたね
いやはや若気の至りです、もったいなかったです
折角の考えるチャンスだったのに
自分のとっての危機や困難とはなにか?
私にとっての危機は
「予定が立たないこと」でした
私にとっての困難は
「予定通りに進まないこと」でした
44歳で東京に活動拠点を移し無謀にもフリーランス生活をスタートさせ、すぐに3.11に見舞われましたが、その経験からたくさん学ぶチャンスが有り、人生コスト削減の重要性に気がついたので本当に良かったと思っています。
そんなこんなで、自分の危機や困難を解決できる具体的な対策としての防災や金銭管理を考えました
まず考えたのは、「あの世に持っていけるものは思い出だけ」
紙幣や貨幣など財産と呼ばれるものは
使う予定のある財だけでいいという切り替え
使いもしないのに「なにかあったら?」という不安感で
必要以上に財を溜め込まないという
財産を溜め込まない暮らしを目指すことでした。
自分にかかる生活費を明確にし必要以上は稼がない
このことで時間が生まれました。
その時間で好きな古墳巡りや古地図歩きをたっぷり楽しめるようになりました。そして、すられたらどうしようとか、盗まれたらどうしようとか、騙されたらどうしようとか、持っていなければ心配も同時に少なくなることに気がつきました。
4️⃣ ホステル暮らしへのきっかけは引っ越し
住んでいた家が取り壊しになるということで
引っ越しをせざるを得なくなりましたが
取り壊すので必要ない家財道具は置いて行っても良い
そう言われたのである程度の荷物をこのときに処分しました
引っ越しのときに、ほぼ荷物がなくなっったので
引っ越し時間はわずかに2.3時間ですべてが完了しました
引越し業者の方に「荷物少なかったですね、次の引っ越しもウチでお願いします!」と言われて苦笑いでした。
引っ越しなどの予定は荷物を減らすいい機会です
引っ越しを自分の人生を見直す機会としてとらえると
その都度、人生を本気で見つめ直しますから、オススメです。
そして、数回の引っ越しのあと、ホステル暮らしへと突入します。
5️⃣ ホテルではなくホステルを選んだ理由
とにかく安いです
安めのビジネスホテルとは違い、シャワーやトイレ、ドライヤーなどの機器が新しいです。すべて共有ですが、私は子供の頃から部活などで共同生活の機会がたくさんあったのでそんなにハードルの高さは感じませんでした。
とにかく静かです
ホステルによって違いはありますが、だいたい23時から7時くらいまではシャワーやドライヤーは禁止されていますし、ブース内では飲食や電話、私語は基本的に禁止です。共有スペースの室内灯も23時位には消灯してしまいますので、病院の大部屋と同じような感じですね。とにかく静かに眠れます。
簡単な料理もできます
電子レンジもあるし、食器や調理道具や簡単な調味料も置いてあるホステルもあります。カプセルホテルの場合はキッチンがありませんのが別に2.3日外食を続けたって日本だと外食が非常に安価なのでお財布が切迫することもありませんからね。
出入りなど滞在方法が自由です
おおかたのホステルは24時間出入りが自由です
ベッドのシーツ交換も頼まなければしてくれないので
誰かが察してくれるのを良しとして
「察する」というサービスを受けたいと願う人でないならば
すごく自由に振る舞えるという特典があります
また、チェックインやチェックアウトも無人の場合が多いので
その都度、ホテルの人と会話する必要もなく
コミュニケーションに問題がある人にとってはストレスフリーですね
まるで海外旅行のような気分
ほぼ海外からの観光客ばかりが宿泊しているため
ラウンジでは英語のみでの交流ということになります
私自身も、英会話が上達などはしていませんが
いつの間にか英単語がスッと出るようになってきました
本気で英会話を!と思っている人ならすぐ喋れるようになるかもしれません
様々な国の人と交流できるってなかなかないですから
ホステル暮らしで手に入れたチャンスです
「あの世に持っていける思い出としては最高」と考えています
人生は一度きり
あの世に持っていけるのは思い出だけ
「とんでもないこと」をして初めて分かることがある
とにかく冒険してみよう
これからも、そう思いながら生きていこうと思います
どんなところにも学びはある
知は私達にいつも微笑んでいる
2024年も、しばらくホステル暮らしは続きます
哲学と詩を小脇に抱えて
自分の人生は自分で創り込んでいこうと考えています
この記事を読んで良いきっかけになったと思われたら
あなたも、あなたの何かしらを創り込まれますようお祈りしております。
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