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腸について。

今日は、腸について調べてみた事を書いてみようと思います。

最近は、腸活といっていろいろ話題ですが、1~2年ほど前に、人間の思考や魂は、実は腸がコントロールしているのではないか、というような話をテレビだったか何かのネット記事で見かけたかしていたのですが、当時は”ふ~ん”という感じで、あまり興味をそそられなかったのと、”そんなわけない”なんていう先入観があったので調べようとまでは思ってませんでしたが、最近になってふと思い出す事が多くなってきたので、これは何かのシグナルかもしれないと思って調べてみました。

まずこちらの記事のタイトルにびっくりしました。
僕ら介護職は、『指は突き出た脳』とか『指は第二の脳』『指はむき出しの脳』なんて事を学んできました。
ですから、手指を使うような手作業や手指を使うレクリエーションやコミュニケーションを現場での実践に生かして認知機能の低下予防や、認知症の症状の進行を遅らせるようなアプローチをしています。

しかし、腸が『第二の脳』とまで呼ばれているのは初耳でした。
いやはや、やはり腸の機能というのはただの消化器官ではなく、何かすごい秘密が隠されているのではないかと、もっと腸の事を知りたくなりました。

腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持ち、この神経系の働きによって脳からの指令がなくても自活できるそうです。

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腸神経系とう独自の神経系を持っているのは、もしかしたらどこかで習ったかもしれませんが、さっぱり覚えがなくて初耳でした。
腸が蠕動運動したりしているのは知っていましたが、そういう役割と関係しているのでしょうか。記事の中では、脳へ情報伝達もしていると記されていましたので、やはり腸の役割はただ単に栄養素や水分を消化吸収するだけのものではなさそうですね。

腸内に存在している細菌は、体の中にあるドーパミンの50%、セロトニンに至っては90%を生成していると言われています。

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ドーパミンもセロトニンも脳内で作られているものだと持っていました。
半分から9割も腸で作られているとなると、腸の状態によって人間の思考や精神に大きな影響を与えていそうです。

ある特定の腸内細菌が生育しないようにしたマウスは、自閉症と似た症状が発現したそうです。さらに調べてみると、セロトニンや、学習記憶に関わるタンパク質の量が減っていることがわかったとも。

そこで、改めて腸内細菌を与えたところ、こうした症状が改善。

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腸の活動というよりも腸内細菌も含めた腸の環境自体が、いろいろな影響を与えていそうですね。
そういえば、僕も小中学校のころに野球で打席に立った時は、とても緊張しておなかが痛くなったりしました。
緊張したり腹がたったりするときに、腹が立つとかって、よくよく考えたら精神状態をお腹の状態で例えている言葉も多いですよね。

腸で生成されているセロトニンの不足がうつの原因になるとも言われていて、腸からの治療ができる可能性もあるのだとか。

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うつ病は心の風邪と言われている病気で、誰もがなる可能性が高い病気です。その原因が腸で生成されているセロトニン不足かもしれない、という事で腸から治療できる可能性があるというのはびっくりなニュースですし、腸内環境を整えておけばうつ病の予防にある程度の効果はあるのかもしれません。ただ、こればかりは難しいですよね。
うつ病も産業革命以前は無かったのではないか、と言われていますし、人の選択肢が増えたり自由が増えた事や、競争社会になったことで生まれた病気だと聞いた事もありますので、社会的な病気であれば違うアプローチも必要です。

近年の研究では、腸内細菌は人間の行動にも関わっているとも考えられる結果が出ているようです。腸内細菌の状態が「向社会性をアップする」という研究結果もあるほど。

向社会性とは、他の人の役に立とうとする行動のこと。

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向社会性という言葉も初めて聞きましたが、人の役に立とうとする行動という事は、介護職にとって、腸内細菌の状態を良い状態で保つ事は、重要な要素なのかもしれません。

次の記事は、腸と脳についてもう少し踏み込んだ内容でした。

最近、腸と脳が頻繁に情報を交換していることが注目されている。腸内細菌の働きも含めてそのバランスが崩れると、心身の健康を損ない、認知症やうつ、自閉症にもつながることが分かってきた。

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やはり脳とは密接な関係で、情報交換をしているようですね。
腸内のバランスが崩れると心身の健康を損ない、認知症やうつ、自閉症にもつながる・・・。認知症の発症に腸内環境が影響しているのも初耳でした。

「腹黒い」「腹の虫が治まらない」「腑に落ちる」「断腸の思い」……。日本語には、内臓にまつわる慣用句が多い。怒りを「むかつく」と消化器症状で表現することもある。英語でも「gut feeling(腸の気分→直感)」、「butterflies in your stomach(胃の中の蝶→そわそわする)」などと表現し、日本語だけではなさそうだ。

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日本語だけではなく英語でもお腹の状態で感情を表現する言葉があるんですね。面白いなぁと思いました。

長い間、脳は高尚で気高い臓器とされる一方、腸は単なる末梢(まっしょう)臓器の一つで、消化し排せつするための下等な器官と考えられてきました。

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僕もそう思ってました。
だって、腸だもん・・・。

最近の研究によれば、腸はそこに宿る微生物との相互作用を通して、喜怒哀楽、痛みに対する反応、社会的な行動に影響を与える。「何を食べるか」「どんな人とつき合うか」を決める要因の一つであることも確認された。「脳・腸・腸内細菌相関」とも言われるゆえんだ。

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腸とその腸内にいる腸内細菌の相互作用で、何を食べるかとかどんな人と付き合うか、なんて事まで腸の意見が反映されていたのはびっくりです。
こういうの全部脳でやってた思ってたし、何なら好き嫌い(食べ物や交友関係)は、自分の性格や記憶とかそういうのから複合的に”自分で”判断していると思ってましたが、腸に宿る微生物の意見も入ってたの!?と思うと、なんだか不思議です。
ちょっと善玉菌を本気で増やしたいなと思いました。

成人の体には、およそ100兆個を超える微生物が常に共生している(※3)。そのうち9割は腸の粘膜や細胞に生息し、腸内細菌と呼ばれる。

腸内細菌は、食事の栄養素を餌にして増殖し、それらを代謝してさまざまな物質を腸内で生成する。とりわけ、大切なものの一つに神経伝達物質セロトニンの生成がある。セロトニンの90%は腸内にあり、脳にあるのは2%。腸内でセロトニンの元となる必須アミノ酸(トリプトファン)が作られ、それが変換されて脳内セロトニンとなる。脳内セロトニンが不足すると、うつ病を進行させたり、長引かせたりする可能性がある。また、腸内に善玉菌を増やすと「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内のオキシトシンの量が増えることも判ってきた。

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僕の体に100兆もの微生物が共生・・・。
まったく自覚なくて怖いですね。そのうち9割が腸内に住んでいるんですね。
善玉菌っていうのは、こういうセロトニンとかを生成してくれる菌という事なんでしょうか。やはり腸活は非常に重要ですね。

善玉菌を増やすとオキシトシンが増えるというのもすごいですね、やっぱり善玉菌を増やす事は意識したいな、と思いました。

腸は、脳の中枢から切り離されても、刺激に対して合理的にかつ自動的に反応するのです。脳からの指令がなくても、消化系が自ら働く。腸には独自の神経ネットワークが発達していて、感知したさまざまな情報を処理して脳へ伝達します

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やはり腸でも情報処理をして脳に伝えている・・・。
腸でも何か考えたり、腸内細菌の意見を脳に届けているのかもしれませんね。

腸内会議の結果を脳内会議で検討したり・・・。

進化の過程で、腸の周りを神経細胞が取り巻き、やがて脊髄ができ、その先端部が膨らんで脳ができた。米コロンビア大学のマイケル・ガーション教授は腸を「第2の脳(セカンドブレイン)」と呼んでいるが、福土さんは「進化の過程から考えると腸がファーストブレインです」と指摘

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最初に生まれた生物は腸だった、というのも驚きですし、こういう進化の過程を説明されると、なるほど腸で考えたり判断するのも”アリ”なのか、と思ってしまいます。まだ半分信じられないのが正直な所ですけど・・・。

先に腸があって、そのあとに脳が発達した。
うーん、不思議すぎて理解が追いつきません。

脳の形態が変化したり、脳内で炎症が起きたりするのは、腸内細菌のアンバランスが招いているのではないかと考えている。IBSにかかると、生活の質が低下し、日常生活に支障が出る。そればかりか、パーキンソン病や認知症、ぜんそく、アレルギー、さらにはうつ、不安障害、自閉症などに関係していることも明らかになってきた。

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本当に腸内環境は意識した方がよさそうです。
喘息やアレルギーとかにまで影響しているのもびっくりです。
今日はびっくりしすぎです。

十分な睡眠や休養、適度な運動など、ライフスタイルのバランスにも気を付ける必要がある。何よりも、日々のストレスを自分一人で抱え込まないで、周りの人たちに相談しながら生活するのが最善だ。

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これは本当に大切ですよね、ちゃんと休むし発散する。ため込まない。
ストレスは腸内環境にもよくない影響が出るみたいなので、自分を大切にする事がまず先で、その次に腸内環境を整えていく、生活を整える、という感じがよさそうですね。

腸についてびっくりな内容ばかりなので、もう一つ記事を読みました。

便秘が続くと体が重くなるだけでなく、気分まで落ち込むのはそのせい。
「便をしっかり出し、食べ物で腸にいい菌を入れると、免疫力がつきます。自律神経も整うので、ストレスに強くなり、気持ちも前向きになるんです」

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僕は便秘というよりは緩い方なんですけど、それはそれで腸内環境はよくないので、たぶんストレスが原因だと思ってます。
結構気持ちがしんどくなるとすぐに下すんですけど、これって単純に性格や体質の問題だと思っていました。

食べ物で良い菌を入れるとストレスにも強くなるというのも初耳です。
腸内環境が整うと免疫力が上がるのは知ってましたが・・・気持ちも前向きになるなんて思ってもみませんでした。

うんちの形、色、量、におい、すっきり感からうんちを100点満点で評価。ゲーム感覚で腸活をサポートするアプリにハマる女子続出。

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これ本当ですか?
アプリの画面のウンスコアとか冗談にしか見えないんですけど、でもちょっとだけやってみたいと思ってしまいました。

そんなわけで、日常的にストレスに強くさらされている介護職は、よりいっそう腸内環境を意識した食事や生活が重要になってくるかもしれませんね。

免疫予防と認知症予防をセットで腸内環境を改善する食事の提供もスタンダードになるかもしれません。
かつてインフルエンザが流行していた時期は、免疫力アップの乳酸菌飲料やヨーグルトは結構取り入れている事業所はあったと思います。

そんなわけで、今日は普段買わないヤクルトを買って帰ってきました。

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