![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/94347164/rectangle_large_type_2_26f25e67a1d603289278a2559527a7f4.png?width=1200)
素晴らしい取り組みです。
スパーリングをする92歳のおばあちゃん。だけど。出会った時は、松葉杖をついていたんだ。片脚立ちすらも不安で。決して、初めから元気だったわけではないんです。しかし足しげく通って頂き。少しずつ少しずつ。2年をかけてここまで来たんだ。頑張ったよね。今年はこれで練習納め。1年間お疲れ様でした pic.twitter.com/jdneXrYDyv
— 生井宏樹(Hiroki Namai) (@Palledo_namai) December 25, 2022
僕が偉そうに素晴らしいなんて言える立場ではないのですが、言わせてください。凄い!と。
本来ならデイサービスがこういう役割を担っておくべきだと思ってますが、デイサービスの現場職員の多くが日々の業務を回す事に精一杯で、こういう取り組みは二の次になっている気がします。
見て欲しい。これが、キックボクシングを始めて、1ヶ月ちょっと。3ヶ月前には杖をついていた89歳の男性の、右ストレートだ。僕の想像を遥かに超えてきた。ここまで鋭いパンチが打てるようになるなんて。比較として始めた日。9月4日のパンチも載せておくよ。人間っていくつになっても成長するんだな pic.twitter.com/JBF0n3KHfW
— 生井宏樹(Hiroki Namai) (@Palledo_namai) October 16, 2020
何も特別で変わったことをしてほしいと言っているわけではないので誤解してほしくないのですが、機能訓練でも集団の体操でも、日々の業務の中でも、この動画のような表情を引き出せてますか?・・・と問いたいです。
業務で忙しいかもしれませんが、その業務だって利用者さんと話せないほどの緊張感と集中力が必要なものってないと思うんですよ。
何かしながらでもコミュニケーションは取れますし、何気ない世間話の中から笑顔も引き出せると思います。
紹介した動画では、足腰が弱ったおじいちゃんおばあちゃんがキックボクシングのトレーニングを通して身体機能が向上してるのはもちろんなんですけど、表情がよくなってるのが素敵なんですよね。
本当にいきいきした感じになってて。
身体や体力が強くなったり元気になったりすると自然に精神的にも良くなると思うんですよね。
病は気から、と言いますが、僕は身体や体力や活動力が重要なんでないかと思ってます。
気は後からついてる感じ。
なので気分が乗らない時とか元気出ない時はとりあえず身体を動かすのが1番いいと思ってます。
そして、人間なので人とのコミュニケーションが人間らしい感覚を上向けてくれると思います。
この動画では、そういう取り組みが凝縮されてるように感じました。
アプローチは何だっていいと思いますし、立派な事や大層な事や特殊な事はしなくてもいいと思いますが、そういう人として重要なポイントを押さえている事がすごく大事だと思いますし、例えば介護する側だったり指導する側が諦めない事や信じる事が大事だと思います。
この動画から改めて人は何歳からでもチャレンジできるし成長できる事を学べました。
おじいちゃんもおばあちゃんも、トレーニングを通じて先生とのコミュニケーションをとっても楽しまれてるように感じましたし、そこがやっぱり重要ですよね。
コミュニケーションを互いに楽しめる瞬間がとっても大事なんだと思います。