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■プロデューサーってうさん臭い?

自虐的タイトルで始めてしまった…とあるゲームプロデューサーです。今日は雑記的に。でも、とても重要な雑記です。

そもそもプロデューサーってどんなことする人なの?って思う方も多いかもしれません。なにせ、身内のメンバーからも聞かれるしなぁ…。自由人?お金儲けだけ考えている人?何かうさん臭い人?…今日は手始めとして僕の考えるプロデューサー&ゲームプロデューサー像を記そうと思います。なぜなら…実際うさん臭いプロデューサーもいるから、なんだよなぁ…。

▶今回記事のターゲット:何かを成し遂げようと考えている方全般

■プロデューサーってどんなことする人?

間違った答え:会社に対して利益(お金)を生むため、物事を仕掛ける人

もしかしたらこう思っている方も多いのでは?昔ならこの言葉でも良いかもしれませんが、今の時代は違います。お金を儲けることは悪いことではありませんが、お金を儲けるために何でもやるぞ!という仕事ではありません。じゃぁ、正しい答えとは何でしょうか?

正しい答え:ステークホルダーに利益を還元するため、物事を仕掛ける人

なにやら小難しい表現ですよね。優しい表現で言い換えてみましょう。

正しい答え:「お客様を幸せにし、その対価としてお客様からお金をいただくことで、自分の周りの人間も幸せにする」ために物事を仕掛ける人

「ステークホルダー」とは、その仕事に関わる「利害関係者」全員を指す言葉です。社会人である自分から見ると、ステークホルダーとは、関係する社員、上司、株主も含みつつ、自分の家族、そしてお客様などなど、全てを含みます。なのでそれぞれの利益は全く違うものを指します。お客様がお金を出してでも欲しいと思えるモノを提供するから、その対価としてお金をもらう。お金とお客様の笑顔があって初めて、自分も会社関係者も幸せな気持ちに満たされる。その幸せの延長には自分や社員の家族の幸せもある。プロデューサーは広く関係者全員を幸せにする仕事、と言えるのです。だから僕はプロデューサーの魅力に取りつかれているんですけどね。

これ、綺麗ごとではありません。今日は説明を省きますが、現代はコンテンツやサービスに対してファンを醸成していくことが必須ですから、この考えをもっていないと良いモノは生まれない&続かないのです。

そして、世の多くのプロデューサーは、無意識にこの考え方をもって働いています。なので、プロデューサーという肩書を見ることがあったら、暖かい目で見守ってあげてください。そしてプロデューサーを夢見る人、もしくは駆け出しプロデューサーの皆さんは、プロデューサーの仕事とは?という問いに対して、本質はこのようなものだということを理解し、道を間違えぬよう、改めてプロデューサーの本質を世の中に発信できるようにしてくださいね。

ちなみに、この考えを実現するために、人によってさまざまな力を磨いていきます。営業力、調整力、開発力、人脈、業界の知識や流行の先読み等々、多岐にわたります。

■では、ゲームプロデューサーとは?

ゲームというコンテンツを使い、ステークホルダーを幸せにして対価を受け取る、そんな仕事ということになりますね、めでたしめでたし。

…なのですが…ゲームプロデューサーを説明すると、よーく聞かれる質問があります。実はこの記事はこの質問に対して説明したくて書いたものだったりします。その質問とは…?

質問:ゲームプロデューサーってクリエイターなんですか?

ゲーム業界にいる方なら、一度は考えたことがある?聞かれたことがあるかもしれませんね。僕の答えは…次回の記事でお答えします。少々お待ちくださいませ。

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