【全就活生・キャリアに悩む人におすすめ】『苦しかったときの話をしようか』森岡 毅著 #読書記録
『苦しかったときの話をしようか』は、USJを劇的に変えたマーケターとしても有名な森岡 毅さんが書かれた本です。
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』を拝読したことがあったのと、就活生向けの内容でもあるということで、読んでみました。
結論から言うと、ここ最近読んだ本の中で1番読んで良かった本です!!
森岡さんがご自身のお子さん向けにまとめていた「将来や仕事のことを考える際の考え方(フレームワーク)」や「キャリアの判断に困った時に役立つ虎の巻」が書籍化されたもので、
ビジネスの最前線で生きてきた実務家としての森岡さんならではの視点が、子供の成功を願う父親の目線で執筆されています。
森岡さんがこれまでやってきた仕事やそれに対する考えの変遷、綺麗なことばかりではない社会の真実、これからの時代のキャリア形成など、ビジネスマンとして様々な経験をしてきた森岡さんだからこそ語ることのできる、「働くことの本質」を知ることができます。
そんなビジネス本や思考法の本の要素がある一方で、父親目線で語られていることも多く、エッセイ的な要素もあります。
森岡さんが父親としてお子さんに伝えたいことを赤裸々に綴っている、第6章の「未来の君へ」という部分は、私のお気に入りです。
森岡さんのお子さんと私は年齢や境遇が近いこともあって、リアルに涙が出ました。
購入してから何度か読み返しましたが、何回読んでも心がジーンとしますし、涙をこらえるのに必死になります(笑)
私はあまり本を読み返すことがないのですが、頑張れない時、頑張り疲れた時、苦しい時、自分を見失った時など、これからも何度も読み返すだろうなと思います。
本当に、このタイミングでこの本に出会えて良かったです!
就活生やこれから就活に臨む学生、キャリアに悩む方がいらっしゃいましたら、ぜひこの本をおすすめします!
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