旅と言ったら忘れられないできごと
こんばんは、こんぶです。
今子育て真っ最中な私はここ数年全然旅行に行けてません。
このお題のことを考えていたら、めちゃめちゃ旅行に行きたくなってきました。
そんな私も、結婚前は年に一度友達と旅行に行っていました。
寒いところに住んでいるからか、今思えば、あたたかいところ、九州とか中国地方にばかり行っていたな~。
一番印象深いのは九州に行った時のことです。その時は2泊3日で福岡、長崎(ハウステンボス)、大分(別府温泉)に行きました。
まず、福岡に上陸してすぐに豚骨ラーメンを食べに行って、本場の豚骨ラーメンの匂いにびっくりしたり(味はめちゃめちゃ美味しかった)、温泉街をうろうろして楽しんだり、旅館の朝ごはんが最高だったり、佐世保バーガーが大きくて口角切っちゃったり(味はめちゃめちゃ美味しかった)、楽しかったな~。
と、こんな内容の薄いぺっらぺらなことをぺらぺらぺらぺら話したいわけではなく、事件は最終日、もう帰りますよ~って時に起きました。
食べることが大好きな私たち、福岡に来たのだからどうしても現地のもつ鍋が食べたかったため、空港の近くのお店で最後にもつ鍋を食べて飛行機に乗る予定でした。
我々は食べることが大好きという共通点以外に良くない共通点が一つあります。それは時間ぎりぎりに行動をしてしまうことです。
この流れでだいたい予想つくと思いますが、我々はもつ鍋を食べてた故に空港にぎっりぎりに到着しました。
ぎっりぎりだけど事前にコンビニで発券してあったチケットに書いてある時間には一応間に合いました。
息を整え、急いで搭乗手続きをしようとしますが、なぜか締め切られてて手続きすることができません。
「なんで?」
私たちは格安航空会社の飛行機に乗る予定であったので、スタッフは誰一人おらず、空港のそのブースにはぽつんと機械が佇んでいるだけでした。
チケットに書いてあった電話番号に電話するが、チケットに記載されていた時間は搭乗時間であり、その5分前までには手続きは済ませておいてほしかったらしく、現状としてはどうすることも出来ませんとのこと。
困った。帰る手段がねえ。我々は海を越えた本州、しかも雪国からはるばる九州にきたのです。
そして私たちのことを待っている存在がいるのです。
『労働』
私たちはまた日常に戻って働かなければならない。
どうにかして本州に帰るぞーーーーーーーーー!
二人で急いで調べます。
元々利用する予定だった格安航空会社は当日予約は然程安くはなりません。
安くもならんし、私たちを見捨てた航空会社なんて利用するものか!
(自分たちが悪い)
意地になってその会社以外で探します。
大手航空会社はやはり高くて手を出す気になかなかなれない私たち。
どちらが言い出したのかはもう覚えてはいないのですが、最終的に私たちが選択した手段は、高速バス。
夜行バスで大阪まで向かい、そこで乗り換えてまた高速バスで我らの故郷に帰るという手段です。
若いから出来たんだなーと現在の私は心の底から思っています。
高速バスの予約が完了し、時間をみるとまだ出発までしばらく時間があります。
ここでやることもなく、ずっと待っているのもな~
飛行機に乗り遅れたことでスイッチが入ってハイになっている私たちはあろうことかその場から移動することを決めたのでした。
どうせなら最後に豚骨ラーメン食べてこ。
また猛ダッシュでバス乗り場まで走ったのは言うまでもない。
こんな経験をしたものだから、私は謎の自信を身に着けてしまい、言葉さえ通じればなんとかなるやろ精神でその後も、現在も、生きています。
そして、予定通りに行かない時、ハプニングが起きた時も緊張感を抱かずに、のんきにラーメン食べよやとなった友達とは一生付き合っていきたいと思っています。