やせるためのサプリメントは買う必要なし【ダイエット】
やせるためにサプリメントは要りません
近年、ダイエットサプリはとんでもなく多くの種類の商品が出回っています。
自分のために、旦那さんのために、どれを選んだら良いだろうと頭を悩ましたことがあるかもしれません。
1つも要りません。
私がそう考える理由は、お金を払う価値のあるサプリは現状存在しないからです。
順番に、かつ簡潔に説明します。
カフェインは?
ダイエットに効果的とされるカフェイン。
カフェインには代謝を促進する作用があります。あるいは褐色脂肪細胞(?)が熱を発するのを助けて脂肪を燃やすなどといった作用も研究によって確認されているようです。
こういった研究結果については、私は前向きにとらえています。
ただし、そのダイエット効果はわずかなわずかなものです。
これを証明するのに、客観的なデータを出すまでもありません。
私の職場ではほとんどの方がコーヒーを飲みます。しかし、みんなの体型はさまざま。やせている方、中肉の方、かなりぽっちゃりの方…。
そりゃそうでしょって思いますよね?そりゃそうなんです。
体型は①遺伝子、②食生活、③運動量の3つで決定づけられるものであり、カフェインが与える影響なんてその3つに比べれば無いに等しいです(言い過ぎかな?)。
少なくとも、お金をかけてまでカフェインの錠剤を買う価値はないと思っています。
L-カルニチンは?
同じく、ダイエットサプリとしておなじみのL-カルニチンはどうでしょうか?
L-カルニチンは、中性脂肪が分解されたあとの「脂肪酸」をミトコンドリアってところに運ぶのが仕事です。
そのミトコンドリアで脂肪酸を燃焼してエネルギーに変えるわけですが、L-カルニチンが足りていないとミトコンドリアに運べず、「脂肪酸」がまた中性脂肪に戻ってしまうのです。
難しいですね。
要は、脂肪を燃焼するのにL-カルニチンが必要なんです。
そしてこのL-カルニチンは20代ごろからどんどん減少してしまうので、食べ物やサプリから摂りましょうって話です。
確かに、理論上、L-カルニチンはしっかり摂取したいところです。
しかし、
実験では、L-カルニチンを与え続けた人とそうでない人で、脂肪量について明らかな差はなかったのです。
まだまだ研究過程なのでしょうが、1つ言えるのは、カフェインと同じくその効果は限定的だということですね。
そんなL-カルニチンのサプリをお金をかけてまで買いますか?
タダでもらえるなら私だって飲みますが。
HMBは?
上記の2つと比べれば、取り扱う価値のないものですが、一応言いたいことがあるので、HMBというサプリについて説明します。
よく広告に出てきます。
某俳優の金●賢さん監修のやつです。
HMBとは、アミノ酸のひとつロイシンの代謝産物のことです。アミノ酸は筋肉には必要ですが、ロイシンだけが大事というわけではありません。
そして、広告によると、このHMBを飲むだけで脂肪がみるみる落ちて筋肉モリモリになっていくのだそう。
なんの根拠もありません。詐欺です。
よろしいですか?詐欺です。
詐欺です。
HMBというサプリがダメというわけではないです。
金子●さん監修の、あの怪しい広告を出している商品が詐欺ということです。
お友達が手を出そうとしたら、ひっぱたいてでも止めてあげるべきです。
だって詐欺なんだもの。
まとめ
さて、途中でも申し上げましたが、人の体型を決定づけるのは①遺伝子、②食生活、③運動量の3つです。
サプリメントは、詐欺のものを除き、それらをほんの少しだけ助けるかもしれないモノです。
しかし、その効果をはっきりとしたかたちで実感することはないでしょう。
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そもそも、ダイエットってそんなにお金がかかるものではありません。
本気でダイエットしようと思えば、外食は控えることになるので、どちらかといえば食費は安くなると思います。
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