難解な数式のようだった
どの道を選び、何の仕事に就いて、どのくらい収入を得たいのか。
どのような生活を送り、どういう人生にしたいのか。
その想像が私には難しかった。
高校3年の進路相談で担任の先生と母に同じ質問をされた。「やりたいことは無いの?」
何も答えられなかったのを思い出す。
本当に、何も思いつかなかったといえば嘘になるけれど、現実的でなければと考えるほど現実から離れていく自分の思考にフリーズした。
子供の頃 不得意だったこと
自己主張や意見すること、集団生活や言葉を話すこと、人と関わること