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365日目 読者への挑戦状(2/13追記あり)
推理小説を読むようになり、かなりの年月が流れました。
好きになるきっかけは幼い頃の「土曜サスペンス」だったように思います。
その名の通り毎週土曜日、21時からの2時間番組。
土曜だけ夜更かしが許されていたこともあり、親が観ているのをなんとなく眺めていました。
大体途中で寝てしまうのですが、最後まで観られたときはずいぶん誇らしく感じたものです。
最初の読書体験は、小学校の図書館にあった「ルパン」シリーズだったでしょうか。
どちらかと言えば冒険ものが大半でしたが、謎が解かれるカタルシスを早くから知ることが出来ました。
漫画版で見た『モルグ街の殺人』はとんでもなく怖く、その日はなかなか寝付けず、夜中に何度も目を醒ましたほどです。
大学入学と共に大人向けの作品に手を出し、通学の電車内で読み進める毎日。
集英社から出ていた「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10」をきっかけに守備範囲を広げ、クイーンやカーなど海外の名作を知りました。
国産ものでは綾辻行人や有栖川有栖を集中的に追いかけることから始まり、その後森博嗣にどハマりし、最近の作家さんにも好きな方が増えました。
卒論の題材に推理小説を選んでもいます。
『金田一少年』の犯人当ては8割ほどの正解率で、学校で披露するのが楽しみでした。
ミス研に所属したり、自分で執筆したことはありませんが、それなりに推理小説とともに生きてきたと思っています。
では、本題です。
推理小説ファンとしてずっと憧れていた、とある文章をついに書くことにします。
謹んで、読者の皆さまへ挑戦します。
この1年がかりで投稿した、365日分の3行日記に暗号を仕込みました。
範囲は2024年1月20日「内廊下のホテル感」から
2025年1月18日「恐れるものなどない」まで。
本当の意味での最初の3行日記は1月14日「バーニーズも口紅だわい」ですが、365日連続投稿期間に絞りました。
(実は「バーニーズ」を含めても成り立つようになってはいます)
2024年がうるう年だったため、一周年と365日が微妙にずれてしまいました。
ほんの数回つぶやきや3行日記ではない記事もありますが、対象はあくまでも3行日記のみとしています。
最初から考えていた試みではありません。
300日を超えたあたりで何か出来ないかと考えるようになり、ふと思いついた悪巧みです。
投稿したそのままの文章では成り立たないので、後からこっそり改稿しています。
結果不自然になった箇所もありますが、それもヒントになるかもしれません。
解読すると、いずれかの3行日記のタイトルが現れます。
何かしらの文章が浮かんだら、本当にその日記が存在するかを上部の検索窓からご確認ください。
そこまでたどり着いた方は、分かった旨でもコメントいただけたら嬉しいです。
解き方についてはネタバレなしでお願いします。
365日分なので手間ではありますが、解法は実にシンプルです。
しかしながら辻褄を合わせるのにはいささか苦労したので、「よくここまでやったな」と笑ってもらえたらありがたいです。
月別のところから見ていただくのがオススメです。
とは言え範囲が広すぎて考えようがないかと思いますので、ひとことだけ。
ヒントは「3ぎょうにっき」。
このヒント無しにはまず答えは出せないと思います。
しばらくはこの記事をトップに固定しておきます。
なにぶん素人が作ったもので納得感があるかも分かりませんが、ひとりでもふたりでも自己満足にお付き合いいただけたなら大変幸せなことです。
1/26追記
解答には365日分すべての日記が必要なわけではありません。
「月別のところから見ていただくのがオススメです」と書きましたが、むしろ月別で見るところから始めてください。
必要な日記は13回分です。
繰り返しですが、特定のためのヒントは「3ぎょうにっき」。
13回分の特定も、その先の手順もすべて同じ法則です。
2/13さらに追記
もういい加減スッキリしたくなってきたので、最後のヒントを記します。
ほぼ答えかもしれない。
「月別のところ」を見て、該当する13ヶ月間の各月○番目に投稿した記事へ入ってください。
前回追記したとおり、その先の手順はすべて同じ法則です。
最後に少し迷うかもしれませんが、その場合のヒントが「3ぎょうにっき」です。
決して「3行日記」ではありません。
今でも解読しようとコメントくださる方がいて、想像以上の事態に嬉しさを隠せません。
次はもう少し凝った解法を考えています。
ぜひまたご堪能ください。