#97 タイムリミットは15分
97本目書いていく。
ロードマップ
日本人は目標を細かく決めることが苦手なのだろうか。そういう教育、環境の中で育ってきた人間に限定されるか。いや外国人だとか日本人だとかに限らず、これまでどう生きてきたか、今何をしているかによって変わってくるのだろうな。考え過ぎでも結論が出ない場合には実際に行動に移してみて、その結果またどうするか考えるしかないし、頭を抱えて蹲ってても何も生まれないし、ただ時間が過ぎていくだけだ。それで考えてないといえば嘘になるが、不幸な自分を演じているように感じて、その瞬間思考がストップする。
選択の結果
過去何度も迷って決断し、様々な分岐を辿ってきた結果が今の自分だとすれば、社内において狭い枠を突破し、今の仕事に辿り着いたことはやはり何か意味があるのか。何百人といる営業社員の中で、自分が選ばれた事実。ただ、一度は落ちて、二回目に通ったが。それでも、今の自分を評価して、今後戦力になってほしいがために取ったとすれば、自分に何ができて、何をしていかないといけないのかをもっと考えなくてはいけない。
掘り下げる
具体的には、もっと知識を掘り下げていき、それを自分の手でアウトプットしていくことが求められる。自分の最近の傾向として、物事を細かく追求することができていない。それでそれが積み重なった結果、分からないことに対して、すぐに諦めてしまい、答えを求めようとしている。自分で答えを見つけ出すのではなく、分かる人間に聞いて、それで解決しようと。
勿論それ自体が悪いことだとは思わない。分かることなら、その分野に詳しい人に聞けばいいし、仕事でいえば、既にやったことのある人にやってもらった方が効率も良いだろう。自分がやるよりも早く終わる。
だとしても、その甘さから、自分の能力の低下を招いたのでは元も子もない。他人に任せる場合にでも、思考を放棄して良い訳ではないのだ。一度逃げると、それが一つの自分の手段となって、負債を積み重ねていくことになる。最初は大した数ではないと思っていたものが、いつの間にか大きく膨らんでしまう。
ノーブランド
しかし、勘違いしてはいけないのは、素人であれば、そこに価値は無い。ブランドは無いのだ。15分ぐらい考えて思いつかなければ、心の赴くままに筆を走らせれば良いが、大した内容は無い。自分の心を表現しているからだ。赤の他人がそれを見て、自分も真似しようとか思わないだろうし(有名人ならば違うだろうが)、そこに明らかに価値を見出そうとはしないだろう。結局そこまで他人には関心はないし、そこに自らのソースを割くわけにはいかない。
15分経っても書けないのならば、思考を切り替えて、今思っていることを綴ろう。ただし、そこに何も期待はしないこと。自分のためにやればそれでいいのだ。