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勘だけでオットマンを作る。(前半戦)

そうだ、DIYに手を出しちゃお!
京都に行くノリよりも軽くDIYに手を出しました。お久しぶりです。
もともと手作業で何かを作ることが好きで、以前も部屋の壁一面に棚を作ったことがあったのですが、久々に何か作りたいと思い、椅子でも作ってみるか!と電動ドリルを持った次第です。

というのも、この春引っ越しをしまして。今まで住んでいた古いアパートから比較的築浅のアパートに住居を移したのですが、これが高架横の物件でして。2重窓なので電車の音は(個人的には)さほど気にならないのですが、どうせうるさい事には変わりがないのだから多少騒がしくしてても怒られないのでは?楽器やらなんやらは禁止だけど、じゃあ工具類はセーフじゃね?電車の音の方がうるさいんだし。と言うわけで手を出しました。
専門的な知識はとくにないので勘だけでスタート。見切り発車もいいとこですね。

記念すべき1作品目はソファ……にしたかったのですが、さすがに大きいものを置くスペースは取れない狭さの部屋。まだ複雑な作りのものも作れる知識と腕もない。じゃあできそうなものから作って行ってステップアップして行ったらいいじゃない。そんなわけでオッドマンを作ることにしました。
ちょうど前の家で使っていたカラーボックスにテレビ乗せたら位置が高くなってしまって、程よく腰掛けられそうな椅子も欲しかったところだし、以前ラグの代わりに敷いていた布もリメイクしたかったところだし。
探してみたらちょうどよく自転車でいける距離に大きなホームセンターもあり、近所にも小さめのホームセンターがありました。これはもうDIYやってみなよってことでは?ありがたい環境です。
そんなわけで、先日材料を購入してきました。

防腐加工のされた桧、ネジ、補強用の金具。
布はカラー剤のシミが取れなくなってラグという役目を引退しました。フリンジはなんとなくかわいいから買ったものの使う場面がなかったので、今回オッドマンの装飾に使うことに。
作品テーマはサーカスにしました。好きなので。
接着剤とテープで仮止めしてからネジで止めて組んでいきます。
ボンドっていっぱい種類あるから買うの迷っちゃいますね、なんとなくブラックを選んでみたのですが透明のやつにしておけばよかったと思いました。はみ出ちゃったので。
組み上がった木枠です。組み上げてから、補強金具は内側につければよかったなと思いつつ、やり直すマメさが私にはありませんでした。内側に木材打ち込むし、外側でいいよね?ハム太郎。

ホームセンターへは自転車で行っています。なぜなら免許を持っていないので。重たいものを一気に持って帰るのが不可能なので毎週出かけて行っては少しずつ材料を買って作業をしています。一気にやっちゃうとすぐ終わっちゃうじゃないですか。ゆっくり進めていくのがいいんです、楽しいので。
で、お次。ウェービングテープってやつを張る作業。
要するに「バネ的な役割を果たすもの」を座面に張るらしい、というのをソファ修理動画を見て知りまして。金属のちょうど良さげなバネは調達方法がわからないし、わかっても高くつきそうだし自分で長さ切ったりしなきゃいけなかったら加工が大変そうなので、ナントカテープとやらを買うことにしました。でも何を買っていいのかわからない…材質はなんだ?近いものはこれか?じゃああれが使えるのか?とホームセンターでそれっぽいものを購入。重たいものを縛って吊るしたりするテープらしいし、代用できそう!
この、「それっぽい感じ」「チャレンジしてる感」「自分で見つけた感」がDIYの楽しいところ。いいんですよ正しくなくても。自分が満足すればそれでいいの。なんて身勝手な趣味なんだろう、素晴らしいですね。

でっかいホチキスでテープをばちばちと止めているところ。
張り終わり。本当はテープの切り口をライターなどで炙るべきだったのですが持ってないのでサボりました。影響してくるのかな…その時はその時ですね。

試しにこのまま座ってみたらちゃんと体重を支えてくれました。50キロ程度なら大丈夫そうです。何キロまでいけるんだろう。お手製家具ってどれくらい負荷掛けていいのか全然わからないですね。自分で使うから全部自己責任なんですが。
次は内側に木材を取り付けます。

こんな感じ。これがなんのための木材なのかというと…
こうなります。渡してある木の端の四箇所がそれぞれ脚をつける場所です。

脚の素材はアイアンと決めていて、こちらを購入しました。

レビューゼロだけど可愛かったから…。果たしてちゃんと届くのか。耐久性はどうなのか。賭けでございます。アマゾンギャンブルはやめられねえ…。

脚がきまれば次は座面部分ですね。クッションを買わねばなりません。
ウレタンクッションを買うとなると、サイズ的にオーダーなのですがオーダーするのも出来合いのものをかうのもさほど値段が変わらなかったので出来合いのものを購入。カインズホームありがとう、信じられるのはお前だけだ。

これ安いな…となって注文しました。オッドマンの出来上がりサイズより少し大きいのですが、まあ切りゃいいだろ。ということで60×60×18のブロックソファを購入。

届いてすぐカバーを剥いで切る寸法の確認。
まさか切られると思ってなかったであろう無防備なウレタンくん。不憫。

問題は何で切るか。カッターじゃ刃は足りないし、熱線で切れるのかしらと持っていたヒートカッターを当ててみたら全然ダメ。家にある一番刃の長いものってなんだ…?と考えて思いついたのは包丁でした。

あたりにそって刃を入れて食パンを切るように進めていくところ。
切れるじゃーん!上手いじゃーん!
断面にはきっと1cmくらいのスポンジ材を張るべきなのでしょうが、めんどくさかったので引っ越しのときにお皿などを包んだりした発泡ポリエチレンでお茶を濁す。(濁せたのかは微妙)

こんな感じでクッション材のサイズ合わせができたので、いよいよ布で包んでみることに。

 A案
  B案

迷う。最初は全面布で包み込んで装飾付けるつもりだったのですが、木枠が面に出ててもかわいいじゃないの……。
だったら塗装も必要よね。塗装するなら木目を生かしてニスかオイルでも塗るか、でもアイアンの脚にあわせてアイアンチックになる塗料塗ってもかっこいいかもしれない。

迷いつつ、A案に決めて、木枠部分は木目の出る黒で塗ってみることにひとまず決定したので明日は塗装デーにします。木目が気に食わなかったらアイアンペイント塗っちゃおう。リカバリー案完璧!
脚の到着を待ちつつ作業を進めていく予定です。脚は今月後半〜来月上旬には届くそうなので、完成は来月中旬を目標に。
完成したら後半記事も書きたいな。
そんでオッドマンが出来上がったら次は高さの合うテーブルを作り、あとは小さめの引き出しがついた化粧品ケース的な物なんかも作りたいなあと考えているところです。飽きなかったらやりたいな。
熱がいつまで続くかわかりませんが、趣味ってのはいつやめてもいいわけですからね。いいですね、趣味って。

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