図書館でのゆるかわいい出会い

今日は午後に予定があるため初めて午前中に図書館入りをした。（現場入りみたいな言い方）

今日は何の本を読もうかな〜とエッセイの棚を眺めていたらpha（ファ）さんの「がんばらない練習」という本が気になった。

タイトルもなのだが、ふぁ？？
なんだこのゆるかわいい響きの名前はと気になって読み始めたらもう共感の嵐すぎて止まらなくなってしまった。

人と会うのが疲れることや、約束の時間よりも早く着きすぎてしまうこと、居酒屋が苦手だということや、ストレスが溜まると暴食をするなどなどここまで共感できる本は久しぶりで何だかすごく嬉しくなってしまった。

しかもいくつかのエッセイの冒頭に最近は精神的に不安定な日が続いてる、みたいな始まり方があってその時点で私は釘付けになってしまった。

普段は図書館にいるあいだチラチラ時計をみては残りの滞在時間を自分の中で考えているのだが、今日はほとんど時計をみずにとなりの学生と並んでもくもくと本を読んでいた。

ちなみに隣の学生は勉強をしていたので心の中で、がんばれ〜学生よ〜とエールを送っていたらよくよく見たら普通に携帯をいじっていた。
でもわたしも本に集中できず携帯をいじるときが多いのでちょっとホッとした。

ということは置いていて、
本の内容がもう良すぎて良すぎて
わかる〜！いや〜わかる〜！と思って
そしてファさんって何者なんだろうと気になってワクワクと調べたりしていた。

中でも、あ〜確かにと思ったのが、
精神的に体調を崩したときに生活リズムを夜型にするということについて書かれた内容。

そんな時は意図的な生活リズムを夜型にするようにしている。そうするとなんだかちょっと気分がマシになる。調子の悪さを生活リズムを崩すことで受け止めているというか、車が衝突した際にあえて外殻が壊れることで衝突を吸収して中の人間を守るように、壊れてもいい部分をある程度壊すことによって本当に大事な部分を守るのだ。

がんばらない練習

これは目から鱗の考えだった。
そうか、自分が疲れた時に過眠や過食気味になるのも自分自身を守るためなのか、と思うと何だか捉え方が変わりそうだと思った。

ファさんがあまりにも気になりすぎて他の本もないかな〜と図書館を探したが私が行っているのは比較的小さな図書館なので必死に頭の中でふぁ、ふぁと唱えながら探したが無くてショック〜。

あまりにも気になるのでネットで他の本も買ってみようかなと思う。

たまにこうして、うわ〜！好き！と思える出会いがあるから私は本が好きなんだなぁと改めて思わされた出来事だった。

それにしても、ふぁってゆるかわいい〜。