【DAY.32】新潟発着！2ヶ月で、公務員がバイクで全国周る旅日記
この記事、連載は...
民間から中途で新潟県庁に入った公務員が、4年で退職するその前に、有休消化で全国をバイクで回る、という、ノープランな企画です。予約なし、フィーリングファースト。
7:00、静岡県 浜松の快活CLUBにて起床。
というか、全然寝れていないのだが、横になれるだけマシだな。
この満喫にはかなりのライダーがいるようだ。
さすがに寝てないとちょっとキツい。
フラット席が空いたので、移動してちと休憩。
まだ雨は止んでないが、ジッとしてるのは俺らしくない。
10:00出発。
しかし、雨の中を走るにはスタミナが必要だ。
浜松と言えばウナギ。
ウナギでも食ってスタミナつけるか、と思ったが、連休だと混んでるかなと思い、11:00の開店に合わせて近くの鰻屋へ向かう。
5分ほどで着くはずが...あれ？磐田市？
Googleマップに案内された地点は、ウナギはおろか建物すらねぇ！
どうやら、雨が当たって目的地がズレて再設定されたらしい。
アホかー！！
GWだから、混まないように11時の開店を狙ってたのに、10kmも戻るだと！？
雨の中、往復20kmじゃボケ！
急いで来た道を戻り、ようやくお目当ての店に！
よかった、そんなに混んでない！
もう、勢いでうな重の松を頼む！
美味い！！
四万十のはふっくら柔らかだったけど、こちらは皮目にちゃんと焼き目が付いていて、関西風の焼き方かな？
ウナギの美味さがダイレクトにくる！
濃いめのタレも絶品！
コスパという点では四万十のうなきちが上だが、雨の中、道を間違えてたどり着いた味ということを考えれば、それ以上の感動があった。
ちなみに、バイク乗りには千社札風のステッカーをプレゼントしているらしい。
早速バイクに。
よし、スタミナもついたし、これより雨の中、修善寺に向かう！
で、こっからがキツかった。
土砂降りの中、走ること5時間、160km。
雨が降ると写真を撮る暇もない。
さすがワークマンのカッパ、身体にはギリギリ浸水しなかったが、手足はびしょ濡れ、眠気もヤバい。
途中、生まれて初めてバイクを運転しながら寝そうになった。
まあ、風と冷たさで一瞬で起こされたけど。
バイクを運転しながら完璧に寝れるという起用な人がいたらヤバいよな。
で、日が暮れる前に、なんとか修善寺到着。
目当ては、これだ！！
ずがにうどん！
ずがにってのは、いわゆるモクズガニで、この辺の名物料理らしい。
モクズガニは身が小さいので食べにくいので、潰して濾したものをスープに使ったうどんだ。
何よりもカニが好きな私が、旅の前から、夢に出るほどに待ち焦がれたずがにうどん、いざ実食！
美味い！！
いや、味自体ももちろんだけど、自分でこれを食べると決めて、自分で雨の中ハンドルを握ってアクセルを開けて、震えながらどうにかここにたどり着くまでの過程も込み！
これが旅メシの醍醐味だよなー！
大将の軽妙なトークもよいスパイス！
まあ、平成最後のディナーってのはオマケで笑
ちなみに、電子決済がほぼフルで使えるのがすごい。
さて、宿だ。
修善寺にあるライダーハウスを目指す。
GWなので、一応午前中に電話で問い合わせをしていたが、雨でキャンセルが出たりと、空きはあるとのこと。
しかし、ずがにうどんを食べると決めてから宿を考えるのが私らしい。
19:00、宿に到着。
既に2台のバイクが駐まっており、私といっしょにセローが1台到着。
セローの方は京都から来たそうだ。
先に着いていた2人が肉を焼き始めたので、私も混ぜてもらう。
こういうのがライダーハウスの良いところ。
左の方がオーナー、2人は神奈川から来ているそうだ。
今回の旅の話や海外一人旅の話など、話すことは尽きない。
途中、イルカの肉が出てきた。
この辺でもイルカを食べる文化があるそうだ。
この肉は岩手県産とのこと。
味は...うーん、まあ、牛肉の方が美味いかな。
ま、今日はこんなところで。
雨の日は書くことが少なくなるな。
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