今この瞬間に集中する!
今回は『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』からストレスについて書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
■ストレスがたまっていると生産性が下がる
ストレスがたまっていると思考の最高中枢の前頭葉の機能が低下します。
そして目の前の仕事に集中できず、生産性が下がります。
■そもそもストレスとは?
理性と感情がぶつかって負荷がかかったときに生まれる精神的、心理的軋轢だそうです。
別の表現をするとやりたくないのにやるしかない、葛藤です。
■ストレスコントロール
ストレスをコントロールするには2つのことが大切です。
できる限りストレスを生じさせないこと
ストレスを持続させない
まず、前提としてストレスをなくすことは不可能です。
ストレスがあって当たり前なのでストレスから「逃げる」のではなく「立ち向かう」姿勢や考え方が大切です。
根本的に解決するには、「マインドフルネス的思考を取り入れることが重要だ」と本書にはあります。
マインドフルネス的思考とは今この瞬間に注意を向けることで、それによって雑念を消します。
今この瞬間に集中するには座って瞑想する、呼吸を整える、歩く感覚に集中するなどがあります。
私はノイズキャンセリングイヤホンして、目を閉じて呼吸に集中する方法が雑念を消すやり方として一番しっくりきています。
■ストレスを持続させないために
他にもストレスコントロールするために様々ことが紹介されています。
①脳に負荷をかけすぎない
・情報過多だとストレス処理能力が低下してストレスがたまりやすくなる。スマホからはとんでもない量の情報が入ってくるのでスマホを続けて見るのは20分までなどルールを決める。
・やることを脳の中だけにとどめておくと、脳のタスクが増えて集中できなくなる。To doリストで見える化し脳のタスクを減らす。
・視野に入るものはすべて脳で処理し、注意力を奪われてしまう。デスクを整理整頓し余計なものは置かない。
・やらなければならないことを抱えているという状態がストレスそのもの。5分でできるタスクは今すぐやっていくという積み重ねで余力を持てるようになる。
②良質な睡眠をとる
体内だけでなく脳内の疲労を解消することができ、ストレスの解消につながる。
③週に一度の運動する
ここでは体を鍛えるのが目的ではなく、切り替えの時間を作っていることに意味がある。
例えば、今は歩いていることに集中しているという意識で散歩すると心の切り替える習慣が生まれる。
本書はほかにも人間関係のストレスに対策も紹介されています。
ぜひ一度読んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。