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【毒親とは】敵を知り、己を知る。

こんにちは。
アダルトチルドレン大学生のTMK.です。

普段はアダルトチルドレンに関しての記事を頻繁に投稿していますが、今回はタイトルの通り「敵を知る」ということで【毒親について】の記事を書かせていただきます。

毒親とは

毒親とは、子供に対して精神的または身体的に有害な影響を与える親のことを指す比喩的な表現です。

特徴


1. 過度な支配や干渉:

子供の自立や個性の発達を妨げるほど強く子供をコントロールしようとする。

2. 感情的な操作:


罪悪感や恐怖心を利用して子供を思い通りに動かそうとする。

3. 無視や否定:

子供の感情や需要を無視したり、軽視したりする。

4. 過度な批判:

子供を常に批判し、自尊心を損なわせる。

5. 期待過剰:

非現実的な高い期待を子供に押し付ける。

6. 一貫性のなさ:

感情的に不安定で、予測不可能な行動をとる。

7. 虐待:

身体的、精神的、または性的な虐待を行う。

この他には、考え方がほぼ常に自己中心的で、何でも自分の都合が優先すると考えている。
それ故に、子どもは何でも親の言いなりで、自分が常に正しく、子どもの言い分を聞く必要は無いと考えているという面もあります。

更に、自分の考えが間違っていることを示す事実を否定する点もあります。
その為、自分の考えを変えるのではなく、自分の考えに合うように周囲の事実を捻じ曲げるということも特徴的です。

子どもへの影響

このような親の行動は、子供の健全な成長と発達に深刻な悪影響を及ぼす可能性があります。

長期的には、子供の自尊心の低下、不安障害、うつ病、対人関係の問題など、様々な心理的・社会的な問題につながる可能性があります。

原因

毒親になる原因は複雑で多岐にわたりますが、主な要因として以下のようなものが挙げられます。

1. 世代間連鎖:

自身も毒親に育てられた経験があり、その養育パターンを無意識に繰り返してしまう。

2. 精神的な問題:

うつ病、不安障害、パーソナリティ障害など、親自身が抱える精神的な問題が子育てに悪影響を与える。

3. 依存症:

アルコールや薬物依存などの問題が、親としての責任を果たす能力を損なう。

4. トラウマ経験:

過去の虐待やネグレクトなどのトラウマ体験が、健全な親子関係を築く能力に影響を与える。

5. ストレスや社会的プレッシャー:

経済的困難、職場でのストレス、社会的期待などが、親のふるまいに悪影響を及ぼす。

6. 育児知識や技術の不足:

適切な子育ての方法を学ぶ機会がなかったり、誤った育児観を持っている場合がある。

7. 完璧主義:

子供に対して非現実的に高い期待を持ち、それを押し付けてしまう。

8. 自己中心性:

自分の欲求や感情を最優先し、子供のニーズを無視してしまう。

9. コミュニケーション能力の不足:

感情や考えを適切に表現できず、結果として子供との健全な関係構築が困難になる。

10. 文化的要因:

厳しいしつけや体罰を是とするような文化的背景が影響する場合もある。

11. 未解決の個人的問題:

自己肯定感の低さや承認欲求の強さなど、親自身の未解決の問題が子育てに反映される。

このほかに、発達障害が原因でそうなる場合もあると言われています。

対処法

毒親と関わり続けても良いことはひとつもありません。
対処法は個々の状況によって異なりますが、一般的に以下のような方法が効果的とされています。

1. 境界線の設定:

  - 明確な境界線を設け、自分の限界を伝える。
  - 不適切な行動に対しては「ノー」と言える勇気を持つ。

2. 感情的距離の確保:

  - 必要に応じて物理的・精神的な距離を置く。
  - 接触頻度や方法を自分でコントロールする。

3. 自己肯定感の向上:

  - 自分の価値は親の評価で決まるものではないことを認識する。
  - 自己肯定的な考え方を意識的に練習する。

4. サポートネットワークの構築:

  - 信頼できる友人や家族に支援を求める。
  - サポートグループに参加し、同じような経験を持つ人々と交流する。

5. セラピーや専門家のサポート:

  - 心理カウンセリングを受け、トラウマや感情的な問題に対処する。
  - 必要に応じて家族療法を検討する。

6. 自己教育:

  - 毒親や関連する心理学的概念について学び、理解を深める。
  - 健全な関係性や自己ケアについての知識を得る。

7. 感情のコントロール:

  - マインドフルネスや瞑想などのテクニックを学び、感情の調整力を高める。

8. 現実的な期待:

  - 親が劇的に変化する可能性は低いことを認識する。
  - 自分自身の変化と成長に焦点を当てる。

9. 自己ケア:

  - 健康的な生活習慣を維持し、自分の wellbeing を優先する。
  - ストレス解消法を見つけ、実践する。

10. 法的措置:

   - 深刻な虐待やハラスメントがある場合は、法的な保護を求めることを検討する。

11. 許しと受容:

   - 必ずしも親の行動を許す必要はないが、状況を受け入れることで心の平安を得られる場合もある。

12. 肯定的な関係性の構築:

   - 健全な関係性のモデルとなる人々との交流を大切にする。

深刻な状況下にある場合は、専門家のサポートを受けることを強くお勧めします。


毒親による行為の被害者である僕たちがまず出来ることは知識をつけること。
そして、自分や相手を知ることだと考えます。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

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