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日記:兎にも角にも大事なのはパッション

12/11(水)
イルミネーション良い、良いが横断歩道のど真ん中で立ち止まって写真撮影するのはやめてくれ。私にとってここは、撮影場所じゃなくて通り道なんだよ!そのカメラの前、自転車で通ってやろうかと思ったけれど、結局良心が働いてちゃんと避けてあげた。あっちを見てもこっちを見ても、カメラかスマホか。あと、女子高生がTikTokを撮影していたり。なんだかなあ。イルミネーションのある通りの、図書館に入っても中から通りを撮影している人がいて、シャッター音が響いていた。

かく言う私も、あまりの綺麗さに見上げて写真を撮った。ちゃんと邪魔にならないところからね。

わーーーお
色がごちゃごちゃしていないのが、
洗練されてて良い

これだけ光っていると、この道路全体が明るさを増している。ちょっと異世界感がある。

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12/12(木)
ランニング。その前に、お腹が痛くならないくらいに朝ごはんを食べた。ヨーグルトと林檎とバナナ。

いい感じのペース

これは毎回のようにあるのだけど、走り始めるとトイレに行きたくなる。どうにかならんかね。不思議なことに、走り終えるとトイレに行かなくても尿意はどこかに行く。前のマラソン大会でも、走りながらずっとトイレに寄ろうか我慢しようか迷いながら、でも時間が勿体無くて走り切ったら、トイレのことなんか忘れていた。なんじゃこれ。こんなこと少し前までなかったんだけど。もしかして、老化している?

帰ってきたらお腹が空いていて、いっぱい昼ごはんを食べたら眠くなって、盛大に昼寝してしまった。こういうことをしているから、最近夜眠りづらいのか。まあでも、昼寝したらすっきりしたからよし。

冬の晴れている日のランニング、大好き。チョー気持ちいい。空気が澄んでいる気がする。朝早く走りすぎると、空気が冷たすぎて鼻が痛くなってしまうので、昼間の比較的暖かい時間帯に走っている。

次のマラソン大会、アップダウンがきつそうなんだよなあ。でも、今はその大会で自己ベスト更新することを目標にしている。前回かなりフラットなコースを全力で走って、なんとか出したタイムを超えなければならない。でも絶対目標達成したい。ああ、また新しい靴が欲しくなってきてしまった。

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12/13(金)
げ、13日の金曜日じゃん。図書館で借りたこの本を読んだ。

高学歴エリート女はダメですか

正直、私自信は高学歴なんじゃないかと思って手に取った。読み始めて、自分なんか全然大したことなかったわと思った。この本の著者の山口真由さんの経歴、もう誰もが認める高学歴エリートだった。

東大(在学中に司法試験合格)を主席で卒業し、財務省に入り、ハーバードのロースクールに行って、ニューヨークで弁護士登録して、東大の大学院も出てて...?

学力的に偏差値の高い彼女の本だが、この本は全く難しくないし堅苦しくない。すっごく軽くフランクに、結婚や恋愛やゴシップを、彼女のハイスペ女子としての視線で切り取ったような本だった。

これまでの37年間、私は一生懸命に生きてきたつもりである。それでもちゃんと結婚して、ちゃんと子どもを産んで、そういうちゃんとした人生を歩んでこられなかったというのが、私の大きなコンプレックスだった。いつも考えすぎる。いつも気にしすぎる。恋に落ちるという自分の主観を、上から客観的に眺める私がいる。この顔で、このキャラで、恋をするなんて恥ずかしいと思ってしまう自分がいる。私がこう感じるという主観と、私はこう見られているという客観がいつも喧嘩している。だから、仕事に突っ走ることも、恋に生きることもできないまま、宙ぶらりんで、悶々とする。

あとがきより

ニューヨークで法律を学びながら、こんなことを考えてたらしい。可愛い。この顔でって書いてあるけど、ネットで調べたら山口真由さんめっちゃ美人やないかい。

そこまでのハイスペ女子ではない私も、共感できる部分、耳が痛いなと思わされる部分、納得できる部分がいっぱいあった。自分のことをハイスペだと認識する人も、そうじゃなくても、きっと楽しめると思う。ご飯を食べながら読んでいたら、食べ終わった後もページを捲る手が止まらなかった。

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12/14(土)
所属するオーケストラ(大学の部活)の演奏会本番当日。今回でここの団体はお終い。このnoteを後輩のうち誰かが読んでいるわけないんだけど、後輩に言いたいことを書いてもみようと思う。

このオケには色々ルールがある。それを伝統とかいう意見もあるけど、やっぱり違和感を感じたら自らを貫く人がいてもいい。先輩が言ったことを鵜呑みにしなくていい。もっとガンガン、とにかく積極的に楽しく弾いてみたらいい。

勿論いっぱいぶつかる。でもぶつかるだけのパッションは、絶対音になる。技術も大事だけど何より、押し込められてないエネルギッシュさが大事。音を外したっていい。飛び出したっていい。間違えたら、自分に自分でナイスチャレンジ!って。均一な綺麗に整頓されていることは、イコール無難でつまらない。みんなが意思を持って、それが思う存分ぶつかり合った後に出る音が絶対いい。

うるさいOBもいる。だけど主役は現役で、自分たちがやりたいことを挑戦すべきだ。だから、私は上の学年になってなるべく何も言わないように心がけた。老害になりたくないって。演奏会の回数を積めば積むほどに、気付くことは増えていくけれどぐっと飲み込む。そして、もっと初々しい演奏を自分の取り入れてみる。数学みたいに音楽にこれといった正解はないから、自分の考えを押し付けない。

なんだか、すっごく上から目線になっちゃった。同期の中で一番やる気のなさそうだった私が、結局最後まで残っているのが自分でも不思議。結局弾くのが好きなんだよな。

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おなかすいた
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