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音楽で食っていかない

かれこれバイオリンを始めて20年になる。小学生の頃、最初はバイオリンの先生になるのが将来の夢だった。それからもうちょっと背伸びして、バイオリニストになりたいと思った。 母が小さな子供用のバイオリンを買って見せてくれた時のことを、映画のワンシーンのようにそこだけ覚えている。習い始めの頃はバイオリンの、指で押さえる部分にテープを貼っていた。毎日毎日盆正月問わず、365日練習していた。母と喧嘩しながら練習した時もあったような気がするが、そこに関しては確かな記憶がない。 もう、バ

    • インドにバイオリンを弾きにいく⑦いよいよ本番編

      これまでのエピソードはこちらから↓

      ¥300
      • インドにバイオリンを弾きに行く⑥おもしろ編

        鼻くそがめっちゃ大きくなる インドは交通量が多い。しかもコンクリートがしっかりしていない。そのせいかたくさん砂埃が舞っている。そんな街でその生活していると、鼻くそがデカくなる。鼻毛がちゃんと機能しているのはいいものの、若干黒い鼻くそが生成される。ちょっとびっくりする。流石に鼻くその写真は載せられない。 *** 買った短パンの紐が腹一周していない パジャマ用と思って短パンを持ってきたつもりが間違えて長ズボンだったので、ショッピングセンターで短パンを買った。ウエストのサイ

        • インドにバイオリンを弾きに行く⑤練習!編

          🇮🇳🇮🇳🇮🇳 そもそも、今回インドのチェンナイという街に来たのは現地の音楽学校の生徒たちからなるオーケストラ(チェンナイユースシンフォニエッタCYS)に混ざってバイオリンを演奏するのが目的だ。散々食べてばっかりいる(※記事参照)が、グルメ旅をしにきたわけではない。おそらくこの音楽学校は音楽バージョンの塾みたいな感じで、CYSは大体10歳から20歳の生徒たちで構成されている。 インドでは、クラシック音楽がそんなに発展していない。それでクラシック音楽で世界をもっと良くしよう!

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        • 🇮🇳
          7本

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          インドにバイオリンを弾きに行く④食べたもの編(ほぼカレー)

          まずは、インド版Uberで頼んだもの達から。 インドでは、観光客はまずバターチキンを食べると言われてオーダー。いわゆる日本のインド料理屋さんで食べる、バターチキンカレーのちょっと辛いバージョン。だけど、インドではバターチキンはチキンであって、カレーではないらしい。 このナンは胡麻がかかっていた。日本で食べるふわふわのナンと違って、インドではぺたんこのナンを食べることが普通みたい。ふわふわのナンは今の所出会っていない。 この一見ふたつのゆで卵みたいなデザートは、とにかく超

          インドにバイオリンを弾きに行く④食べたもの編(ほぼカレー)

          インドにバイオリンを弾きに行く③インド到着当日編

          インドにバイオリンを弾きに行く①②はそれぞれこちらから↓ *** インド到着し、とりあえず荷物をおきに滞在するホテルへ。向かう途中、頑丈なケースに入った楽器を持っている、どこからどうみても外国人の私たちは何度か怪しまれて、何をしに来たのかどこに行くのか守衛らしき人たちにあれこれ聞かれた。 その度に答えていると、ホテルへのタクシーに乗るのにめちゃくちゃ時間がかかった。 ホテルのセキュリティもあれこれあって、荷物をスクリーニングしたり、金属探知機の装備されたところを潜った

          インドにバイオリンを弾きに行く③インド到着当日編

          インドにバイオリンを弾きに行く②食べて寝る編

          インドにバイオリンを弾きに行く①はこちらから↓ *** 成田空港からマレーシアのクアラルンプール空港経由で、インドに向かう。マレーシア航空の緊急時設備の説明がめっちゃ面白かった。内容は入ってこなかったけれど、何故か見てしまう。 途中から音楽が鳴り出して、ラップが始まったりCAさんが踊り始めたりする。ミュージカルのようなビデオだった。こういうユーモア最高。全航空会社、一旦マレーシア航空のビデオを採用してほしい。 夜のフライトで、食べて寝て起きたら軽食が出て来て、マレーシ

          インドにバイオリンを弾きに行く②食べて寝る編

          インドにバイオリンを弾きに行く①日本脱出編

          家を出る前1時間ぐらいで、バタバタとパッキングをする。私が住む東北はもう、トレンチコートでは寒くてちょっと厚手のコートを出そうという気温。これから行くインドはなんと最高気温30度。半袖を引っ張り出した。夜、寒いなあと思いつつ家を出る。東京行きの深夜バスに乗る。ちょっと早くバス停に着いて、近くのマクドナルドで時間を潰す。24時間営業がありがたい。社会人になってお金稼いだらこういう時、新幹線を使えるようになりたい。バスに乗ったら、座席にブランケットがありその上にフェイスパックが置

          インドにバイオリンを弾きに行く①日本脱出編

          沿道から「ありがとう」が聞こえる

          もうスタートまであと数分というところ。それまで招待選手の紹介や、大会主催者のあいさつでわいわい盛り上がっていたが、一斉に静まり返る。 「それでは、東日本大震災で被災された方々に黙祷をします」と、アナウンスが入る。 かぶっていた帽子を脱ぐ。首を垂れる。黙祷ーーー。 11月3日。文化の日。晴れの特異日(1年で一番晴れる確率が高い日)ともいわれるこの日、東北・みやぎ復興マラソンが開催された。 私は、昨年の東北・みやぎ復興マラソンで初フルマラソンデビューをし、今回でフルマラソ

          沿道から「ありがとう」が聞こえる

          溜め込んでいくのは不健全

          夜遅くに好きなアイスを食べる。 そのまま夜更かしをする。 目が覚めるまで寝る。 いいよねー。わかるわかる。でも。 そうやって嫌だったことを忘れたふりをして、明るく振る舞って、笑顔でいる。そうしていたら、本当に忘れた気がして無かったことにする。自分のことを過去に囚われることなく、前向きに進んでいけると評価する。 自分を甘やかすとか自分で自分の機嫌を取るとか、そんな言葉があちこちに転がっている。これらの言葉は、時々自分の感情に蓋をすることを良しとしているように聞こえる。 た

          溜め込んでいくのは不健全

          適度な距離感を取れない

          お節介は自分勝手で甘えだ。必要としていないのに、良かれと思って与えるのは与える側の自己満足だ。そんな理屈は重々承知。 だけどね!気になっちゃうんだよ。理屈じゃなくて感情で動いちゃう。大丈夫かな、私に何かできるんじゃないかなって。そして、それを相手も必要としているんじゃないかなって。 私自身は寂しがり屋だから、どんな時も放っておかれるより心配して欲しい。だけど、そうではない人もいっぱいいる。 結果は大概私の空回りで終わる。ああ、間違えたんだなと気づく。こういうことを大なり

          適度な距離感を取れない

          ずっと生き急いでいる24歳

          どこか新しい場所に行きたかった。でも、少なくともこの先2年間はここに留まることが決まった。私の就職先の話だ。第一志望ではないこの結果に、もやもやを引き摺っている。 そんな時に、1年半前の23歳の誕生日を迎えるに当たって書いた「やりたいことリスト」がiPadのメモから出てきた。こんなものを書いたことさえ忘れていた。23歳と2ヶ月の頃には既に忘れていたかもしれない。それなら何のために書いたんだ? 腹筋割りたいって何やねんとか、ちょっとツッコミどころもある。ただ今振り返れば、思

          ずっと生き急いでいる24歳

          誰かが、若くして自らを死に至らしめたニュースが入ってきた

          生きてさえいればいいと人は言うけれど、生きているだけなら死んでいるのも同然だと、自分がいなくなった世界を想像する。または、自分など最初から存在しなかった世界とか。 誰かが、ホテルのバルコニーからいなくなった知らせを聞いて生前の彼を深く知らなくても、身の置き所がないような気分になってしまうのはきっと私だけじゃない。 なんでこう、みんな立て続けに死んでいくんだろう。こんなにも才能のある人が、素晴らしいものだけをこの世の中に残してどこかに行ってしまう。時代が進むほどに、データだ

          誰かが、若くして自らを死に至らしめたニュースが入ってきた

          日記:良い表情筋が欲しい

          10/9(水) 朝目覚めると、雨が降っているような音がした。窓に額をくっつけるかのように外を見ると、水たまりに雨粒がいくつもぶつかっていた。だけれど、今日のランニングメニューをこなさなければならない。着替える。髪を結ぶ。こういう時、先に午前中勉強してから、雨が上がるのを待って、走りに行こうという融通が効かない。私の行動が、天気に左右されているのが気に食わない。 帰ってくる。朝ごはんの準備をする。私の台所には、鉄のフライパンがある。 鉄のフライパンというのは、手がかかる。

          日記:良い表情筋が欲しい

          日記:レタスが愛の残骸にように散乱している

          10/5(土) 久しぶりにバイト。気前のいいお客さんで大盛り上がりして、楽しかった。けれど、余計な心配なのは十二分に理解しつつも、もういいですっていうところまで悪ノリが過ぎていって途中から怖くなってしまった。でも、ありがとうございます。みんな大喜びでした。 お客さんのうちの1人でお子さんが4人いるという、30代のお父さんが 「奥さん以上にいい女はいねえなってずっと思ってるよ、そりゃ結婚してから見えてきた相手のいろんな部分もあるけどさ」 と言っていた。おい、なんだよそれ。そん

          日記:レタスが愛の残骸にように散乱している

          日記:しょうもない話がいちばんオモロい

          9/28(土) 一月半後のインドの滞在(なんと12日間)が決まった。旅行じゃなくて、ある事業に参加することになった。ちゃんと楽しめるだろうか。早く日本に帰りたくなってしまわないだろうか。ワクワクの中に、心配が見え隠れする。 とりあえず日本では保険適応でない、海外では罹る可能性のある予防接種を打とうと、クリニックに行った。まだ死ぬ勇気はないからね。死にそうに苦しくなった時に、ワクチン打っておけば良かったと後悔したくない。背に腹はかえられぬ。 にしても、ワクチン高過ぎる!ク

          日記:しょうもない話がいちばんオモロい