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MY STORY NO.16
【AIと子どもたちの未来と私たちの役割】
AIなどのテクノロジーが進歩しつづけている昨今
物理的に便利になる一方で、薄れつつある人間のスキルも多くある。
Oxford大学のMichael A. Osborne教授は、AIには代替できない分野として
クリエイティビティとソーシャルインテリジェンスがあるとのべている。
http://sep4u.gr/wp-content/uploads/The_Future_of_Employment_ox_2013.pdf
非認知力がそのひとつ。Art&ScienceのArtの部分。
非認知力とは、感情や心の働きに関連する能力といわれる。
非認知力は行動しなければ顕在化しない。
目に見えないし人々の捉え方は多様だからだ。
人々の健康と幸福を作業によって促進する私たち作業療法士にとっても、この非認知力は重要なスキルの一つである。
とりわけ、こどもたちを対象とする領域で起業をめざす私にとっても、この非認知力は欠かさない。
未来ある子どもたちが、Gift(強み)を私たちと協働して見つけ出し、それを生かしてその子らしく幸せに暮らすためにも必要だろう。
こどもたちの教育ひとつとっても
こどもたちには、いかに失敗し考えさせるか?(OODAループ)を
課題や遊びの絶妙な難易度設定の中で経験していくことが必要だろうと思う。
この失敗するという経験はAIにはできない。
AIは決して子どもたちや大人の未来を奪うものではなく、あくまでも幸福と健康を追求するための自由を作る手段にすぎない。
この環境設定を私たちは、絶妙な人間的な関わりと科学的根拠持って関わっていける。
作業科学を学びはじめてから作業療法がもつポテンシャルは非常に高いと感じる。
多くの作業療法士が作業を通して地域社会で人々に必要とされ、爆発的に活躍する日を前のめりに迎えにいくために、私もひとつひとつ着実に行動していこう。