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食のバリアフリーと技術

8月になりましたね!ブログ4週間目に入りましたが、そろそろネタが付きそうです(笑)。

本日は弊社で運営しているVegewelのスローガン「食のバリアフリー」についてお話したいと思います。

別のブログでもお話した通り2016年にVegewelを立ち上げましたが、その当時は訪日外国人の困りごとを解決するというスタンスでした。なのであくまでレストランガイド中心でした。その後、プロデューサーの千葉がジョインすることとなり、マクロビオティックの専門家でありながら国内では数少ないベジタリアン・ビーガンのメンバーが諸々監修して、VegewelStyleというWEBメディアを立ち上げました。

いわゆる動物から搾取したものは取らないという概念

当時は1品でもベジタリアンメニューを出せるお店を取材しては記事にして、レストランガイドにも掲載するという形を取っておりました。もともとVegewelは圧倒的情報量を取ろうと思っていたのでクラウドワーカーを使っていろんなレストランデータベースやら検索やらで出てくるお店を載せているだけだったのがだんだん情報がリッチになっていきました。これに加えて知識系の記事やビーガンレシピなど差別化できる情報を加えたことでGoogleのような検索エンジンからの評価も急激に高まった模様です。もちろん取材したお店からのバックリンクも重要だったことは言うまでもありません。

このやり方だと当初の外国人向け情報発信だったのが、だんだん日本人向けにならざるを得ませんでした。国内にはベジタリアンは4%くらいしかいないという統計(弊社調べ)もあって、サービスは尻すぼみになってしまうかという懸念もありましたが違う形での需要が存在しました。

アレルギーや健康面で植物性食品を嗜好するという人たちの存在です。

弊社のユーザーのマジョリティは8割方女性で30代〜50代となっています。お子さんのいる方も多いため、子供のアレルギーも重大な関心事となっています。アレルギーは動物性食品から発症するケースは多いため、植物性食品に切り替えたいニーズはかなりありました。また、肥満や糖尿病など疾患を持っている方も植物性食品中心の生活に変えることで改善した例もあります。

こういった人たちにも弊社のサービスは支持してもらえるようになりました。

そこから考えるに、我々が提供している情報やプロダクトは当初の想いを超えてもっと高いところに向かったのかもしれません。そこから我々は「食の制限がある人も、ない人も、同じ食卓を囲めるようにする」ことを目標として「食のバリアフリー」というスローガンを掲げることにいたしました。

いつもワーディングには非常に苦労しているのですが、「ビーガン」「ベジタリアン」のサイトをやっているというよりかは「プラントベース(植物性製品)」を広めていきたいという言い方にするようにしています。余計わかりにくいのですが、大きな違いがあります。「ビーガン」「ベジタリアン」は動物愛護の観点で後天的に転換される方もいて、かなり過激な主張を持つことも多いです。

我々は特定の主義主張に偏ったり、誰かを排除・否定するような考え方は持たないようにしたいと考えております。その代わりプラントベースによって1人でも多くの人を救いたいのです。

ここでタイトルにつけた「技術」という観点をつなぎ込んでいきたいのです。既に代替肉のような技術でプラントベースを実践している例も出てきていますが、情報発信の仕方から身につけたり、口に入れるものにプラントベースという概念を導入していくために出来ることは無限にあります。

この分野に関心ある方とぜひお話したいので、お気軽に声をかけてください。よろしくお願いします。

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