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simを手に入れて街の散策
カフェで昼食をおえて、その日の目的であるsimを手に入れるために、近くのfreeの店舗を目指して歩く。
ヴァンセンヌ城近くのそのあたりは、学校が多いのか、ランチの時間に合わせて高校生や大学生が街にあふれている。道端に腰掛け、話をしている様子が楽しそうだ。それぞれ、ファッションに個性があり、自分たちの好きなものを着て、それがしっかりと身体に馴染んでいる。シックなコートの人もいれば、スウェットのフードをかぶっている人もいる。
freeの店舗にたどりつき、店内の自動販売機にてsimのプランを選択して購入する。ひと月あたり19ユーロとのことで、数年前の滞在の際も購入したのだけれど、やはりとても便利で手軽に買うことができる。身分証の提示の必要がなく、今の住んでいる住所を入力(ホテルであればそこを)するだけで、スマートフォンの電波と電話番号を手に入れることができる。
購入後にレシートを店舗のスタッフが確認してくれて「完璧です!」と、無事に適切なsimを買えていることを伝えてもらい、お店をあとにする。
その後はもう予定もないので、これからの生活に向けてのもの、生活用品のリサーチのために、気に入っているお店を巡ろうということに。
東京で使っていたほとんどすべての生活用品はもう手元にないので、一から探していく必要がある。以前訪れたときには、食器や家具を買おうという目線でみてはいなかったので、また違う感覚で見ていけるのがとても楽しみだ。
まずボン・マルシェ百貨店の別館の、キッチンや家具のお店へ。
ここは以前から訪れる度にお土産で紅茶やお菓子をよく購入していた。とにかく素敵なものだらけだ。上のフロアには、食器や家具が揃っているので、そこをくまなく見ていく。
大きいブランケットがあり、柄が気に入ったので、リビングのソファ用として購入(寒さにとても弱いので、暖かいものがすぐに欲しかった)した。
外を歩いていると、良さげな雑貨店のお店があったので入ってみる。雑貨や文房具や食器などを見ていると、Zara Homeのお店だということに気づく。
どうやら新たな試みの、セレクトやオリジナルの商品を取り扱う店舗らしい。もちろん価格がリーズナブルなので、気に入ったものがあれば買いやすいし、それぞれのディスプレイが素敵でそれを使ったときの生活が想像しやすい。
そのあとは、MERCIに行き、食器やベットリネンなどを見てから帰路につくことに。
売っているものをみて、どんなデザインで揃えて行きたいかが少しづつ頭の中でできていきはじめた。といっても、まだ蚤の市というフランスの一番のイベントも覗いていきたいし、それでまた気分も変わっていくかもしれない。
足早に色々と歩き、すこし疲れがではじめていたので、アパルトマンの最寄りの駅のカフェで最初のビールを飲むことに。
テラス席につきBUD Blondeを1Paintを注文する。
まだ明るいパリの空の下、ビールが喉に流し込まれて、炭酸が身体に染み込んでいく。これほど美味しいビールがあったとは。
♤食器のデザインって本当にいろいろとありますね