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これまでの人生〜中編〜

信じられるのは自分の頭だけ。自分の頭をフル活用して社会をひっくり返せ!

中高一貫校に入学した私は高校受験がなかったため、ひたすら遊び続けました。

そして高校生になった私に母から言われた一言。

今日からお小遣いはなし!携帯電話代、遊ぶお金、参考書代、自分で稼ぎなさい!

近所のコンビニで働き始めた私。働いては遊び、遊んでは働く日々のスタートです。当然のながら、6年間遊び続けたことは、大学受験の際に大きな問題となります。

中学から初登場した英語が全くわからなかったのです。見事に英語の成績が伸びず、浪人生活を送ることになりました。英語だけをひたすら勉強する1年が続き、翌年、薬学部に入学します。

そして、ここから、働きすぎ大学生活のスタートです。

薬学部にせっかく入ったのだからと「倍速で働け!」が合言葉のドラックストアで働き始めました。薬学部のテストはなかなか厳しいのですが、気がつくと休む間もなく週5で終電まで働いており忙しさのあまり辞めることに。ここで気が付いたのは慣れればいくらでも働けるということ。

次に始めたのは携帯電話のキャンペーンガール。土日祝がお仕事の日で、1日に最高60台のiPhoneを売り上げ、営業の楽しさに気が付きます。どうすれば立ち止まって話を聞いてもらえるだろうか、どんな人からなら購入したいと思ってもらえるだろうか。考え続けること5年間、オタクでもあった私はこのお仕事を気に入り大学を卒業するまで続けました。

平日にすることがなくなった私はベンチャーのファッション系キュレーションメディアに少しだけお邪魔することになりました。WEBは大好きだったのですが、あまりファッションに興味のなかった私は医療系のキュレーションメディアの会社へと転職をしました。そこでは、テレアポでの営業業務をさせていただいていました。

その後、病院・薬局での実習となり1年間薬剤師としての業務を経験しました。目の前の患者さんと向き合い続ける日々は、感情移入しやすい私にとって苦しい日々でした。これと並行して行っていたのが卒業研究です。研究テーマは電子版お薬手帳アプリの現状分析。当時出ていた20種類のアプリの解析を1年かけ行いました。

1年間もかけて集めたこのデータ、何かうまく使えないだろうか...

そう考えた私は、とある会社の社長にプレゼンしに行くことにしました。




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