営業力アップに繋がる音声配信術
音声配信をするにあたってあまり決め事はしてませんが,唯一決めていることがあります。
それは,
『台本無しの1発録りをする』ということ。
配信者によってはアジェンダを組んだり,SEなどをつけるために編集をしたり,噛んだり詰まったりしたら録り直したりしてるようですが,“あえてしないように”しております。
その理由と効果についてまとめてみようと思います。
最初はひねくれた理由だったけど
なにをするにも少しの捻くれをまぜたいと思うほどに天邪鬼なんですが,音声配信でも同じでした。
「台本つくって読むなんてヌルい」
「録り直しができるって頭だと甘える」
なんて思ってました。
とんだ偏った見方ですよね。
普通にやったってつまらないじゃないですか。
他とは違う方法をやってみて,どんな結果が出るのか試してみたいではないですか。
でも,もっとちゃんとした理由もあったのです。
伝えたいことに集中できる
録りなおしがきかない状況だと真っ先に考えるのが,「このタイトルで1番なにを伝えたいのか」ということ。
だらだら話が脱線せずに要点を伝えることに特化できる。そしてリスナーさんも要点をきちんと理解できる。
要点を簡潔に伝えるのは,コミュニケーションや発信において肝であり真理だと思っております。
でもこれが1番大変だし難しい。
そんな難しい『要点を簡潔に伝えるスキル』を磨くのにもってこいなのが1発録りだとおもってます。
自分の脳みそフル回転になりますぞ。
でもこう思いませんか?
「要点を簡潔に伝えたいなら台本を書き起こしたほうが良いんじゃない?」と。
台本なしで話すとビジネスシーンに強くなる?
確かに台本を用意してそれを元に配信をしたほうが要点は伝わりやすいかもしれません。
でも想像してみてください。
仕事において営業や打ち合わせをする際に原稿を読みながら話すなんてことありますか?
フリーランス歴7年のわたしはそんな経験はありません。
確かに前もって話すべき内容をまとめておいて頭に落としこむことによって流暢に話せる利点があるのもわかります。それもひとつの方法だとおもいます。
しかしあらかじめ用意できる状況ばかりではなく,突発的に営業を要する場面も多々あるわけで。
大抵が限られた時間の中でできる限りのセールスをし,相手に理解できるよう,魅力だと思ってもらえるようにしなければいけません。
そんな時に頭の中の言葉を咄嗟に言語化する能力は強いと思ってます。
音声発信は特に不特定多数のリスナーさんがいて,伝わるように意識しなければいけません。
まさにスキルアップにはもってこいな環境なわけです。
普段から意識できること
『要点を簡潔に伝えること』
『想いを言語化するということ』
これらは別に仕事だけに必要なことではなく,日常のプライベートな部分でも大切になってくるのです。
自分の場合は特に遠回しに言ってしまい,「結局をなにが言いたいの?」と思わせてしまう瞬間もあったりするのですが,それってあまり良いことがなくて。
やっぱり自分の気持ちはそのまま伝えたいし相手にも伝わって欲しいですよね?
そんな普段の会話にも繋がる訓練のひとつが『台本なしの1発録り』なんじゃないかと思ったりしております。
あくまでもひとつの手段としてね。
普段から『台本なしの1発録り』の意識をもって会話してみませんか?
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