![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150097586/rectangle_large_type_2_5b9643dcf05ff0d1d6843cb73ba6c505.png?width=1200)
好きなものを食べながら痩せる方法
はじめに
まず最初におつたえしたいのは、
この記事は痩せたいけど食べたい人を否定したり、
論破するのが目的ではないということです。
食は人生のおおきな楽しみのひとつです。
好きなものを食べながら、思いどおりの体型で生きていく。
そのための内容になっています。
食べても痩せる魔法はない
ではさっそく、重要なポイントをおつたえします。
それは、『食べても痩せる魔法はない』ということです。
いきなり悲しいお知らせで申しわけありません。
多くの人が『食べても痩せる』という魔法のような方法をさがし求めます。
しかし、現実にそんな魔法は存在しません。
食べるとは、エネルギーを補充すること。
そして太るとは余分なエネルギーが体内にある状態、
痩せるとはエネルギーが不足しているために起こることです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165728082-vZrF4BdQmy.png?width=1200)
つまり痩せるためには、
エネルギーであるカロリーの摂取と消費のバランスを取ることが不可欠です。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166972907-gU1K2vgflz.png?width=1200)
どんなに健康的な食べ物でも、
摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体重は増えます。
例えば、『スーパーフード』や『ダイエット食品』として売られているものも、摂りすぎればカロリーオーバーになります。
逆に言えば、
お菓子やジャンクフード、外食も、
前後の食事でカロリーの調整をすれば太ることはないのです。
ですから、無理に食べることを制限するのではなく、
バランスを取りながら楽しむ方法を見つけることがポイントです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165777546-jsaAzrrWOM.png?width=1200)
たき火を消すにはどうすればいいか
さて、突然ですがここで質問です。
あなたは今からたき火を消すところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165821674-9Oq0MLJ1T5.png?width=1200)
①〜④どの方法を選びますか?
正解は②の「放置して燃やし尽くす」です。
このとき、③、もしくは④が
「痩せたいと言いながら食べたいものをバクバク食べる」に相当する行為です。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165895275-zN80uJzQWJ.png?width=1200)
ちなみに①は厳禁。ダイエットと同じで瞬間的には解決しないようです。
焚き火台に水を直接かけると、高温の水蒸気や煙が大量に発生し、大火傷する危険性があります。急な温度変化により焚き火台が変形する可能性もあるので、焚き火台に水をかけるのは絶対にやめましょう。
お金のつかいかたとの共通点
つぎは、お金の使い方との共通点から見てみましょう。
お買い物は好きですか?
現代の商業施設、ショップ、通販サイトに至るまで
つねに「散財せよ!」と私たちに呼びかけてくる恐ろしい時代です。
でも、目にうつる欲しいものすべてを買う人は、あまりいませんよね。
「だって買い物が好きだから、欲しかったから」で破産しても
まわりの賛同は得られないでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165955806-VRNbIfWIaD.png?width=1200)
ダイエットもまったく同じで
現代社会は「食せよ(散財せよ)!」と私たちに訴えます。
しかし目にうつる食べたいものすべてを食べてはいけません。
破産こそしませんが、太ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1723165990851-KMjw3EuJUE.png?width=1200)
厄介なことに買い物と比べて、食べることはわりと手軽に叶えられます。
お金の使い込みは家族や周囲に迷惑をかけますが
食べすぎで困るのは自分だけだからかもしれません。
つまり、ストッパーがゆるいのです。
不可能だから実行しない、可能だから実行する
これだけの違いです。
やってることの根本は同じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166020429-2TG0xjF3vK.png?width=1200)
お金の管理は得意ですか?
得意ならそれを食生活に応用してみてください。
すぐに結果が出るはずです。
苦手なら、自分の欲求とのつき合い方を見直すチャンスです。
刺激にまみれた現代を、賢く美しく生きていきましょう。
ガマンではなく工夫や仕組み作りをする
さて、ではどうしろというところですね。
具体的な方法として、ガマンではなく工夫やしくみ作りをすることです。
方法は3つ。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166089846-qfkerbgnCU.png?width=1200)
1.量を減らす
まず、量を調整しましょう。
これは毎回の食べる量を減らす、というよりも
「好きなものをおなかいっぱい食べる回数を減らす」ということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166149953-wnbJxKiYok.png?width=1200)
わたしたちの体は、毎日、毎食好きなものを好きなだけ食べてもいいようにはできていません。
だけどおいしいものが食べたい!
両立するためにはメリハリをつけることが重要です。
例えば、毎日遊んで暮らせたらいいのに……でも実行はできませんよね。
食事に対しても、願えば叶うからといってすぐ実行するのではなく、本当はどうするのが自分にとってベストなのか考えてみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166185856-cKZp8jhAyH.png?width=1200)
2.質を変える
2番目にできることは、質を変えることです。
とにかくおなかいっぱいであることが生きるよろこび、という人は
カロリーの低いものをたくさん食べましょう。
痩せたいなら2択です。
①カロリーの低いものを用意する
②食べない
できない場合は
③痩せない、です。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166224579-92QKWNtcWK.png?width=1200)
こんにゃく、野菜、さつまあげ、ゆでたまご、水、などを活用しましょう。
もちろんおしゃぶり昆布などでも良いですが、
この系統は食べごたえがなく満腹感も出ません。
口寂しいなどといいますが、口だけを満たして満足することはほとんどなく、ちゃんと食べて欲求を解消した方が区切りをつけられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166327667-MLSOEOohUJ.png?width=1200)
3.連鎖を防ぐ
3番目は、連鎖を防ぐことです。
これは、
「食べたい原因は食べたことにある」という理論に基づきます。
つまり、食べるともっと食べたくなるのです。
お菓子のガマンや食事制限がダムの決壊のように失敗するのはこのせいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166496286-erVTVHdWMy.png?width=1200)
食べるから、食べたくなる。
だから、食べたくならないために、食べない。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166539388-1okbZWnVtm.png?width=1200)
実際、依存性のある食べ物は存在します。
高脂質・高塩分・高糖質なものです。
1.ピザ
2.チョコレート
3.ポテトチップス
4.クッキー
5.アイスクリーム
6.フライドポテト
7.チーズバーガー
8.清涼飲料水
9.ケーキ
10.チーズ
これらを「一口」「ちょっとだけ」はまず無理だと心得ることが大切です。
がんばれば、1回くらいはできるかもしれません。
しかしこれからの長い人生、
不利な戦いに精神を消耗していくのはとてもつらいことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166606764-UCE1MjMpdO.png?width=1200)
そもそもダイエットに悩む人はそんなに強くないはず。
負け戦でストレスを抱えるくらいなら
勝負になる前に避けた方がラクなのです。
不戦勝を狙っていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166636042-LPHboWy0qz.png?width=1200)
ただ、これは慣れもありますし、
全戦全勝じゃなくていいんです。
少しずつ勝率を上げていく、その過程がまさに“ダイエット”と言えるでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1723166667785-OPEWgRm1Gr.png?width=1200)
まとめ
今回は、「痩せたい!けど、食べたい!」というテーマでお送りしました。
大切なのは、食べても痩せる魔法はないという事実と向き合うこと。
そしてガマンではなく工夫やしくみ作りをするということです。
たとえ痩せたあとでも、食欲はなくなりません。
わたしたちはこの先もずっと食べることが大好きです。
だからこそ、
うまくつきあっていく方法を全力で考えましょう。
好きなものを食べるのは決して悪いことではありません。
食べすぎることが太る原因です。
好きなものを食べながら、理想の体型を目指しましょう。
最後まで読んでくれて
ありがとうございました!
![](https://assets.st-note.com/img/1723166705473-Jr6Cdo4rqK.png?width=1200)