変性意識を脳波から理解しよう
セロトニンせんせいの竹本功二です。今日もご覧いただいてありがとうございます!
あなたの人生をクオリティアップするような、脳科学ライフハックの情報をお伝えしています。
前回の記事から、人生をクオリティアップする可能性に溢れた変性意識についてご紹介しています。
今回はもう少し踏み込んだお話で、変性意識がどんなものかお伝えしたいと思います。
意識状態と脳波
脳波について聞いたことはありますでしょうか?
「脳がα波だったらリラックスできている」という話は聞いたことがある方が多いかもしれませんね。
α波をはじめとして、脳波の状態には何種類か存在しています。それぞれに特有の周波数と共にまずご紹介します。
β(ベータ)波:14~38Hz
α(アルファ)波:8~14Hz
θ(シータ)波:4~8Hz
あとはθ波よりもっと周波数の低いδ波などありますが、ここでは割愛します。それぞれについて、前回も説明した顕在意識と潜在意識といった、意識状態と交えて説明します。
β波(14~38Hz):顕在意識
覚醒もしくは興奮している時に見られる脳波です。注意深く物事を考えるときや、心配事があったり、パニック状態、批判、警戒の時にβ波が現れています。また、アドレナリンなど、筋肉系を活発に動かすホルモンが出やい状態でもあります。
危機回避に適した意識状態で、一次的な瞬発力はそれなりに高いのですが、長時間ホルモンが出続けている状態になると体にダメージが発生するので、常にβ波でいることは避けたいところです。
α波(8~14Hz):潜在意識
覚醒と睡眠の間の状態がα波です。
意識レベルが高まっており精神活動が活発でいながらも、脈拍や呼吸数は低くなっています。
瞑想もしくは無念夢想の状態でもあり、問題解決・集中力を発揮するのに最適な脳の状態といえます。
θ波(4~8Hz):潜在意識・集合的無意識
入眠するときや深い瞑想状態の時にθ波になります。
ひらめきが起きやすいとされれ、記憶と学習にも適しています。
また、いわゆるゾーン(超集中状態)に入った時もθ波であるといわれています。
変性意識の脳波は?
顕在意識と潜在意識が混ざり合った状態であることと、状態の特性から、変性意識はα波やθ波を示しているといえます。
変性意識の定義についてはあいまいなところもあったり、有効な学術データが見つけられなかったこともあり不確定な要素はあるのですが、少なくとも脳波の周波数が低くなるほど変性意識に入りやすいと言えそうです。
私自身も変性意識に入るための瞑想を訓練中であったり、脳波を測る装置も今後手に入れたいと思っています。
新しい情報がわかったらここでご紹介しますね!
ご覧いただきましてありがとうございました。