【勝手に言わせていただきマス❗️】#06:「家族間殺人どう考える?」の件
「家族間殺人どう考える?」について考える
8月15日のAbemaの番組、アベプラの中で
「家族間殺人どう考える?」というテーマで
9日にあった愛知県犬山市で起こった事件を
題材に議論がされていました。
私が記事にしたいのは、殺人に関する事ではなく、
この事件が起きてしまった背景にあるものを記事に
したいと考えています。
この夫はなぜ家族を殺してしまったのか?
この夫は何を我慢して耐えきれなくなって家族を
手にかけてしまったのか?
家族内に問題を抱えた場合どうすればいいのか?
「殺人事件でいちばん多いのは親族間」
2018年の警察庁の統計によると、2018年に起きた
殺人事件のうち51%が親族間によるものです。
さらにその約半分が配偶者によるものになっています。
番組の中では家族の事は外に出すことは恥ずかしい事。
弾けてしまう前に誰かに話すだけでも違ううのではないか?
日本の今の仕組み上、悩みそのものを誰に話していいか、
すら分からず我慢して生活している現状になってしまっています。
根本の原因は、家族がいても「孤独感」「疎外感」
悪い意味での「自己責任」が根底にあると番組では
議論がされていました。
自分だけではない!「孤独感」「疎外感」
最近おきているニュース沙汰になっている事件の多くが、
この「孤独感」や「疎外感」を感じ続けて、
それがはじけてしまっている場合が多いように思えます。
そもそも、特に日本はこの辺の教育は全くされておらず、
ほとんどの人がこのあたりの事をどうしたらいいかを
知らないのです。
さらに、日本社会は大きな勘違いをしてみんなが社会生活を
送っているので、どうにもならなくなってしまっていると
おもいます。
欧米にはカウンセラーがいなにかあれば「愚痴聞き」
くらいの感覚で話を聞いてもらって解決に導く習慣が
あるが、日本にはこのあたりの事はほとんどないのです。
これは、個人だけではなく、夫婦や家族の事も同じです。
今のねじれた日本社会ではほとんどの人が「孤独感」や「疎外感」
または、自虐的な「自己責任」を持ってしまっています。
誰かに話すだけでもかなり違うはず
今の日本で生活するには、「自分の事は自分で」が
正しいというような風潮があるが、本当にそうなんでしょうか?
最終的にどうするかは、自分で決めないとどうにもならないが、
自分以外の人の判断基準を聞いたり、自分があっているかの
メジャメントを他人と話すことで確認できたりするものです。
他人に依存すること、他人を干渉することはいけないと思うが
誰かに相談する事、意見を求めることは全く問題ないのです。
むしろ、そうすることで自分や他人を傷つけなくできるので
あればその方がいいに決まっています。
そういう話をするのであれば、なおさらの事、見ず知らずの
の第3者に話を聞いてもらうのがいいはずです。
その方が、ある意味ドライに良い悪いを判断してくれたり、
冷静に判断してくれるので、公的機関を利用するの必要があれば
そのことを言ってくれるはずです。
「心のプロ」はそのためにいる
私たちのような「心のプロ」はそのためにいます。
こういう類の相談は各地域に「民生委員」なる人がいて、
その人が相談なりアドバイスをしたり、お世話する役目の
人がいるはずだが、この制度はもはや機能していないと言えます。
なぜなら、この人たちに話を聞いてもらうにはどうしたらいいか
ほとんどの人が知らないのです。
また、民生委員の多くが高齢化していて機動力にかけてしまうので、
システムとして成り立っていないと言えます。
かといって、メンタル系の医療機関に通うほどでもない
という風にどうしたらいいかわからないことがほとんど
ではないでしょうか?
なにか、もやもやしただけでも、ストレスを感じただけでも
ある意味、自分のかかりつけとして「心のプロ」に話を
聞いてもらう事が一番早い解決策になると思います。
遠慮せずに、手遅れになる前に自分の中にしまい込まずに
誰かに話をして少しでも良い方向になればいいと思っています。
もし、「話を聞いてもらいたい!」「相談したい」という方が
いらっしゃいましたら、下からお申し込みください。
是非、気軽にご利用いただければと思います。
それでは、ここまでにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。