2024年2月 印象に残ったエンタメ
3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。就活が本格的にスタートし、私も忙しい日々を送っております。
それもあって、2月は1月ほどエンタメに触れることができませんでした。悔しいですね。観たかった映画も観に行けず。配信を待とうと思いますが、映画はやっぱり映画館で観るのがいちばんですよね。ここからは、そんな悔しい思いを抑え忙しい合間を縫って楽しむことのできたエンタメを紹介していきますよ。
・映画「カラオケ行こ!」
和山やま先生原作の人気漫画が、主演:齋藤潤・綾野剛、脚本:野木亜紀子、監督:山下敦弘で映画化。合唱部の中3男子と、イケメンヤクザが「カラオケ」をめぐって奇妙な青春を送る、というお話。
原作の魅力はそのままに、映像化ならではの面白さも加わって、最初から最後までずっと楽しむことができました。片や中学生、片やヤクザと何もかもが違う2人がそれぞれの目標のために協力し合う状況ってめちゃくちゃ変ですよね。だけど2人ともちゃんと努力するからすごく面白いんですよね。2人が織りなす世界にどっぷりハマることができました。映画ではX JAPANの「紅」がキーとなっていましたが、まさかXの紅を聴いて笑ったり、感動して涙を流すことがあるとは。主題歌となっている、リトグリが歌う「紅」も良いです。映画を観た後にMVを観ると映画の記憶が蘇って泣けます。是非に。
・オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム
2月のエンタメを語るうえでこれを外すことはできませんね。私がリトルトゥースになってだいたい7~8年くらいになりますが、これまでのラジオは2月18日の東京ドームのためにあったのかなと思うくらい良かった。ラジオには可能性しかないということが十分に感じられた最高の時間。ラジオが好きでよかった、オードリーが好きでよかったと心から思えたイベントでした。
私はライブビューイングで当日は参加しました。映画館内も相当の盛り上がりで、イベントグッズを身にまとったリトルトゥースが大勢いました。本人たちにその自覚がないだけで、オードリーってとても人気なんですよね。
イベントはあくまでラジオの延長のような内容で、スクリーンの大画面に映されていたのは満員のドームの中央に鎮座するいつものラジオブース。そこから届けられるいつもの2人のトーク。ここでしか聞けないトークは絶品で、とても楽しかったです。トークの内容ももちろんだけど、2人の雰囲気や声が大好きなんだな、と改めて感じました。いつものラジオの空間に自分も参加できた、ということと、オードリーやスタッフ陣の力で大勢のファンを呼び込んで1つにできたということ、ラジオ史に残る偉業を成し遂げたということが嬉しくて、泣いてしまいました(笑)。いつもの放送の様子もありつつつも、それでもドームだからできたこともたくさんあって。リトルトゥースのためだけのイベント、最高でした。終始感動と興奮が止まらなかった。ぜひ円盤化されてほしいです。LIGHTHOUSEの再演とか、フワちゃんVS春日さんの味玉をかけたプロレス、最後の圧巻の漫才など、何度も観たい瞬間が沢山あります。
・映画「エルヴィス」
Netflixでの配信期限が近かったので鑑賞しました(そのあとすぐにアマプラで配信が始まったのですが)。世界史上最も売れたソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーの真実を描きます。
正直この映画を観るまであまりエルヴィスのことは知らなかったのですが、映画を通してこの方はとても悲しい方で、当時のアメリカ社会へのやるせなさを感じました。純粋に音楽が好きだった少年が、時代や、人や、価値観に翻弄されて、お金や薬で狂ってしまい、非業の死を遂げる。だが、彼の音楽は永遠に残り続ける。音楽史に名を残したプレイヤーたちは、こうして未来へ語りつがれていくのでしょうね。まるで本人が降りてきたかのような熱量の演技で魅せたオースティン・バトラーも見事でした。
・ドラマ「忍びの家」
日本だけでなく世界でも話題になりまくっているNetflixオリジナル作品。俳優の賀来賢人が主演・原案・共同エグゼクティブプロデューサーを務め、現代に暮らす忍びたちの戦いを描きます。
昨年のサンクチュアリ然り、本作然り、海外で日本のカルチャーがウケていることってすごく誇らしいですよね。日本文化は海外に通用するコンテンツである、と胸を張って言える。そして、忍の戦い方をとことん追求したアクションシーンが最高にかっこよかった。最終話の無音の中でのアクションは圧巻。ぜひ最後まで観ていただきたいです。あの終わり方だと、どうしても続きを期待してしまいますよね。俵家の戦いはまだまだ続きそうで。ワクワクします。
いかがでしたでしょうか。3月は就活に忙殺されそうで怖いです。この荒波を乗り越えて、明るい未来をつかみたいですね。ときにはエンタメに触れて、リフレッシュしていこうと思います。観たい作品、聴きたい音楽、読みたい本が沢山あります。エンタメを活力に頑張りたいと思います。それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!